臨床放射線

脳脊髄液循環動態の異常

2009年06月号(54巻 06号)

企 画 高橋 昭喜
定 価 2,592円
(本体2,400円+税)
在庫状況 なし
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特集 脳脊髄液循環動態の異常
■はじめに
水頭症の画像診断
宇都宮 英綱
特発性正常圧水頭症の臨床
森 悦朗
特発性正常圧水頭症の画像診断
佐々木 真理
脳脊髄液減少症の画像診断と臨床
佐藤 慎哉
■診療
穿孔性虫垂炎のMDCT
長田 久人
表層進展型肺扁平上皮癌の放射線治療成績
畑山 佳臣
前立腺癌に対する高線量率組織内照射の治療成績
猪俣 泰典
■症例
頭頸部領域の18F FDG-PET/CT検査で診断に難渋した4例
菅 一能
放射線治療が著効したG-CSF産生肺癌の1例
白濱 淳
小腸血管腫の1例
迫田 慈子
Gd-EOB-DTPA造影MRIの肝細胞造影相で造影効果が認められた脾臓の海綿状血管腫の1例
村上 友則
動注CTと造影超音波検査で特異な所見を示した肝類上皮血管内皮腫の1例
池田 俊一郎
特異な進展形式を呈した胆嚢癌
武智 恵
漿膜下子宮筋腫茎捻転の1例
金田 祥
子宮体部腺線維腫の1例
橋本 彩
MRIで脂肪成分を同定し得た外陰部angiomyofibroblastomaの1例
島本 大
■連載
今月の症例
福山 幸夫
インターネット入門(159) CMS(Course Management System)としてのMoodle利用例(その2)
長嶌 宏和
続・低線量放射線の被曝
多田 信平
◇この春より慶應義塾大学医学部久保敦司名誉教授の後任として本誌核医学担当の編集委員に就任いたしました東海大学医学部基盤診療学系画像診断学の橋本 順と申します。よろしくお願いいたします。

◇昨今、インパクトファクター(Impact Factor)の付いた英文誌への投稿を若手に勧める指導者が多く、おおかたの和文誌では論文を集めるのに苦労しているようです。英文誌の編集サイドもインパクトファクターを上げるためにいろいろと努力をしているようで、概して被引用数が少ない症例報告の投稿を受け付けないようにする雑誌が増えています。せっかく若手が苦労して症例報告を書いてもそれを受け入れる場が決して多くはないという現状があるようです。臨床放射線は症例報告の投稿を大切にする独自のスタンスをもった放射線医学雑誌です。学会で発表をしてみたものの、症例数などの関係で英文誌に投稿しにくいといったような報告で興味深いものがありましたら、臨床放射線への投稿を考慮していただければと思います。

◇新型インフルエンザの流行で危機管理が叫ばれていますが、編集後記を書いている最中に、カナダの原子炉のトラブルで6月にモリブデンの供給が世界的に減るという連絡が入ってきました。テクネシウムの使用量が制限され、核医学検査室ではまた別の危機管理が必要になりそうです。

◇電子メール、電子投稿、電子カルテなど"電子"が流行っていますが、今日はじめて電子タバコなるものを目にしました。これはタバコの形をしていて、吸うと空気の流れでスイッチが入って先端の火の部分が赤く光り、吸ってから息をはき出すと口から水蒸気が煙のように出て、そばで見ているとあたかも本物のタバコを吸っているかのように見えるものです。水蒸気のもとになるフィルタ部分はカートリッジ式で、本体は充電式とのこと。禁煙グッズとして売られているようですが、電子もここまで来るとは……。

橋本 順