産婦人科の実際

子宮頸がん予防の最前線

2025年10月号(74巻 10号)

企 画 関根 正幸
定 価 3,300円
(本体3,000円+税)
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特集 子宮頸がん予防の最前線
1 わが国および世界の子宮頸がんの疫学的推移
水島 大一
2 有効性評価に基づくHPV検査単独法
中山 富雄
3 横浜市におけるHPV検査単独法導入までの経緯と議論
佐治 晴哉
4 5年ごとのHPV単独検診で日本の女性を守れるか?−HPV検査単独法への懸念−
鈴木 光明
5 指針改正におけるHPV検査単独法と運用のためのマニュアルについて
森定 徹
6 HPVワクチン接種の普及に向けて必要なことは何か?
八木 麻未
7 HPVワクチンのキャッチアップ接種への期待と課題
工藤 梨沙
8 HPVワクチンの男性接種への期待と課題
久高 亘
9 HPV感染型による子宮頸がん治療の個別化
寺尾 泰久
■診療
子宮内膜ポリープの子宮鏡下切除で判明した子宮体癌
児玉 省二
■症例
産褥10日目に大動脈解離を発症したロイスディーツ症候群(Loeys-Dietz syndrome)合併妊娠の1例
淡路 拓也
産後の育児支援を多職種で行った知的障害合併妊婦の3例
田中 智子
鼠径ヘルニア嚢への腹膜播種から生じたと考えられた卵巣明細胞癌の腹壁内再発の1例
星本 泰文
異所性妊娠に対する卵管切除後に同側に発症した卵巣妊娠の1例
宮下 幸一
■海外文献から
金沢医科大学医学部産科婦人科学
・手の冷却あるいは圧迫によるタキサン誘発性神経障害の予防効果
・プラチナ抵抗性卵巣癌患者におけるrelacorilantおよびnab-パクリタキセル:第III相非盲検ランダム化試験「ROSELLA試験」