産婦人科の実際

産婦人科診療〜pros and cons〜

2010年03月増大号(59巻 03号)

企 画 田中 忠夫
定 価 4,840円
(本体4,400円+税)
在庫状況 なし
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特集 産婦人科診療〜pros and cons〜
I.周産期
1.出生前診断−絨毛採取か、早期羊水穿刺か−
和田 誠司
2.習慣流産に対する抗凝固療法−アスピリン単独療法か、アスピリン+ヘパリン併用療法か−
斎藤 滋
3.Pre-term PROM−早期娩出か、待機か−
三谷 穣
4.Pre-term PROM−経腟分娩か、帝王切開か−
鈴木 俊治
5.胎児心拍モニタリング−胎児低酸素症の発症を予知できるか−
大西 淳仁
6.双胎一児死亡−早期娩出か、待機管理か−
泉 章夫
7.前置癒着胎盤−子宮温存は可能か−
長谷川 ゆり
8.妊娠高血圧症候群−発症予知・予防は可能か−
鈴木 佳克
9.産科大量出血の対応−従来の止血法か、カテーテルインターベンションか−
竹田 省
10.子宮筋腫合併妊娠−筋腫核出術の是非−
中川 潤子
11.良性卵巣腫瘍合併妊娠−開腹手術か、腹腔鏡手術か−
加塚 祐洋
II.生殖
1.生殖細胞保存の有用性−妊孕性の温存を目的とした生殖細胞の超急速凍結保存−
橋本 周
2.IMSI(精子強拡大検鏡)の有用性
中條 友紀子
3.不妊患者の各種子宮筋腫治療
内出 一郎
4.第三者配偶子による生殖の可能性と問題点
石原 理
5.習慣流産に関する着床前診断の意義−スクリーニングと均衡型転座保因者に対して−
杉浦 真弓
6.チョコレート嚢腫(子宮内膜症)合併不妊
藤原 敏博
7.卵管病変への対応−ARTか、内視鏡治療か−
佐藤 健二
III.思春期・更年期
1.高齢者におけるHRTの可否−何歳まで行うべきか−
太田 博明
2.思春期の月経障害の診療−経過観察か、治療の適応か−
安達 知子
3.更年期の不定愁訴に対するHRTの可否
安井 敏之
4.子宮病変のある女性の更年期治療におけるHRTの可否
水沼 英樹
5.思春期における性分化疾患の治療とカウンセリング
天野 直子
6.性分化異常症例における性腺摘出の是非−取るべきか取らざるべきか−
堤 治
IV.婦人科腫瘍
1.子宮頸癌検診−HPV検査を併用するか、否か−
横山 正俊
2.子宮頸部の中等度異形成(CIN 2)−局所療法を行うか、経過観察か−
沖 明典
3.CIN局所療法の選択とその適応について
藤井 多久磨
4.子宮頸癌Ib2期〜IIb期に対する治療−手術療法か、同時化学放射線療法(CCRT)か−
宮城 悦子
5.子宮頸癌でリンパ節転移陽性例の術後治療−放射線療法か、化学療法か?−
竹島  信宏
6.子宮体癌Ib期相当に対する傍大動脈リンパ節郭清−行うか、行わないか?−
渡利 英道
7.更年期女性の子宮内膜症性嚢胞−経過観察か、手術療法か?−
島田 宗昭
■シリーズで学ぶ最新知識
婦人科がん免疫療法の光と影
1.がん免疫療法とは?−現況からその歴史を振り返る
万代 昌紀
■診療
分娩時大量出血と産褥母体搬送についての検討
奥田 靖彦
子宮体癌と卵巣癌の同時性重複癌の検討
加藤 雅史
■臨床経験
当科における妊娠合併子宮頸癌症例の検討
矢部 慎一郎
子宮内腔異常と着床因子に関する検討
平岩 芙美子
■症例
胎児母体間輸血症候群(fetomaternal hemorrhage;FMH)による胎児貧血の2例
吉越 信一
子宮頸癌再発に伴う神経因性癌性疼痛にガバペンチンが奏効した1例
萩原 紘子
■周産期レポ
妊婦の腟マイコプラズマ感染症と早産The Alabama Preterm Birth Studyの結果
矢沢 珪二郎
■海外文献から
信州大学大学院医学研究科・医学部産科婦人科