特集  GID(性同一性障害)を考える
1.性同一性障害診療における産婦人科医の役割
中塚  幹也
 
2.性同一性障害の診断−日本精神神経学会・性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインとDSM-5の動向−
大島  義孝
 
3.性同一性障害当事者数の推計
池田  官司
 
4.性同一性障害のホルモン療法
1)MTF当事者へのホルモン療法
鎌田  泰彦
 
2)FTM当事者へのホルモン療法
松尾  かずな
 
3)思春期の性同一性障害当事者への二次性徴抑制療法
南由  佳子
 
5.性同一性障害の手術治療
難波  祐三郎
 
6.性別違和感を持つ子どもへの支援
康  純
 
7.性同一性障害当事者の性別変更
大島  俊之
 
8.性同一性障害と自殺
針間  克己
 
9.性同一性障害と生殖医療のかかわり
岡垣  竜吾
 
■総説
胎児・新生児asphyxia、低酸素性虚血性脳症(HIE)、そして脳性麻痺(CP)へのパラダイム−Asphyxiaについて−
日高  敦夫
 
■シリーズで学ぶ最新知識
手術後瘢痕と産婦人科
3.産婦人科手術後肥厚性瘢痕・ケロイド発生予防を目的とした手術後早期瘢痕ケア外来の実際とその成果について
土佐  眞美子
 
■診療
子宮筋腫合併妊娠と、妊娠・分娩への影響
南川  麻里
 
既往帝王切開後妊娠の既往回数による有害事象についての検討
川端  公輔
 
■臨床経験
前置胎盤初妊婦では妊娠高血圧症候群発症の頻度が低い−周産期登録データベース22、359分娩の解析から−
福嶋  恒太郎
 
■症例
妊娠19週で Amniotic fluid "sludge"を認め流産に至った1例
森  瑛子
 
下肢巨大血管腫にDICを合併したKasabach-Merritt症候群患者に発生した卵巣出血の1例
−遺伝子組み換えトロンボモジュリンアルファ製剤の使用経験−
鈴木  義也
 
■産婦人科研究:異種分野との共存
4.子宮に対する drug delivery system の開発
中村  仁美
 
■海外文献から
妊娠末期に高血圧症を呈した妊婦の心血管リスクについて
横浜市立大学附属市民総合医療センター
 
糖負荷試験1時間値と周産期予後の関連
横浜市立大学附属市民総合医療センター