小児科

難しい話題をどう伝えるか-小児科医に必要なコミュニケーション・スキル

2023年06月号(64巻 06号)

企 画
定 価 3,190円
(本体2,900円+税)
在庫状況 あり
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特集 難しい話題をどう伝えるか−小児科医に必要なコミュニケーション・スキル
1.遺伝性疾患にかかわる家族とのコミュニケーション
小澤 南
2.胎児診断に関する情報提供および家族支援
齋藤 美香
3.新生児仮死−予想していない出生直後の急変をどう伝えるか
加部 一彦
4.てんかん診断の情報提供とステイグマからの脱却
宮本 雄策
5.がん・白血病の病名告知をめぐる課題
真部 淳
6.救急外来における子どもの死
野澤 正寛
7.小児集中治療室における終末期医療の議論
西村 奈穂
8.脳死診断・脳死下臓器移植にかかわる情報提供
荒木 尚
9.リエゾン精神科医の立場から
菊地 祐子
10.深刻な場面における保護者との対話−突然子どもをなくした家族の立場から
坂下 裕子
■目で見る小児科
典型的な皮膚病変を呈し膿疱性乾癬と診断した6歳女児
田畑 恭輔
■[新連載]実例でわかる?臨床研究入門
第1回 おもしろい・ワクワクする研究を臨床から
川口 敦
■診療
小児四肢疼痛の鑑別診断
相澤 悠太
■トピックス
市中病院におけるロタウイルス胃腸炎入院の検討
小柳 晴加
■症例
特徴的なミオクローヌス症状のみから診断したミオクローヌス・ジストニア症候群(DYT11ジストニア)の1例
水谷 修平
■[連載]最近の外国業績より
免疫
日本医科大学小児科学教室
(1)1〜3歳児のピーナッツアレルギーにおける経口免疫療法の有効性と安全性(the Immune Tolerance Network IMPACT trial):プラセボ対照ランダム化試験
(2)先天性免疫異常患者への予防接種:日本における全国調査
(3)末梢血を用いたイムノフェノタイピングによるMIS-Cと川崎病の識別
(4)小児リウマチ疾患の診断と層別化を促す血液トランスクリプトミクス:概念の実証研究