小児科

外来で診る発達障害―基礎知識&よくある相談への対応

2022年11月増大号(63巻 11号)

企 画
定 価 4,950円
(本体4,500円+税)
在庫状況 あり
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特集 外来で診る発達障害−基礎知識&よくある相談への対応
I章 総論
1.発達障害とは−定義・分類を含めた臨床特徴
古荘 純一
II章 知っておくべき基礎知識−診断基準・検査・治療の基本
2.自閉スペクトラム症(ASD)
牧田 みずほ
3.注意欠如・多動症(ADHD)
宮尾 益知
4.限局性学習症(SLD)
岡 牧郎
III章 初期対応−?一般小児科医がどこまでできるか
5.外来における初期対応
渡部 京太
6.乳幼児健診で「気になる子」に出会ったときの対応
高里 文香
IV章 よくある相談への対応
7.言葉の遅れ−「言葉が出ない」「言葉が遅れている」など
竹内 史穂子
8.集団行動・コミュニケーションの問題−「同年代の子と遊べない」「集団行動が苦手」など
汐田 まどか
9.こだわりが強い・変化が苦手−「同じおもちゃでしか遊ばない」など
野中 舞子
10.感覚の問題−「音や光に敏感」「感触にこだわる」「痛みや刺激を感じにくい」など
中村 由紀子
11.がまんができない・かんしゃく−「かんしゃくを起こす」「言うことを聞かない」など
山崎 知克
12.集中できない・不注意・忘れ物−「課題を最後までできない」「ミスや忘れ物が多い」など
市河 茂樹
13.運動が苦手・不器用−「走るのが遅い」「よく転ぶ」「はさみの使用が苦手」など
岡田 俊
14.読み書きが苦手−「読み間違いが多い」「読むのが遅い」「作文が書けない」など
大澤 麻記
15.算数が苦手−「数がわからない」「計算ミスが多い」「文章題が苦手」など
稲垣 真澄
V章 継続的な診療と生活のサポート−?一般小児科医がどこまでできるか
16.外来における継続的な診療のポイント
神尾 陽子
17.学校・園における発達障害児にかかわる諸課題と支援システム
奥住 秀之
18.学童期・思春期における二次障害への対応
原田 謙
19.トランジションの問題−スムーズに成人診療科へ移行するために
石崎 優子
20.発達障害の子をもつ家族へのサポート
勝盛 宏
■目で見る小児科
孤発性動脈管瘤の新生児例
前島 敦
■症例
ネコ咬傷によるPasteurella感染症をきたした新生児例
加藤 圭恵
画像所見が先行し学童期に感音性難聴を呈した先天性サイトメガロウイルス感染症の1例
横山 宏司
■連載 最近の外国業績より
消化器
日本医科大学小児科学教室
(1)Hirschsprung病に対する腹腔鏡補助下Soave法の検討
(2)ヘリコバクター・ピロリ陰性慢性胃炎の有病率と臨床的な意義
(3)先天性食道閉鎖症の吻合部再狭窄予防に自己培養口腔粘膜上皮細胞シート移植は有効か
(4)妊婦の多価不飽和脂肪酸濃度は出生した児の肝脂肪量にどのような影響を与えるか