ストーマリハビリテーション 実践と理論
21世紀をリードする指導書を目指して前著「ストーマケア−基礎と実際−」をリニューアル!!
| 編 |
ストーマリハビリテーション講習会実行委員会 |
| 定 価 |
9,350円
（8,500円+税） |
| 発行日 |
2006/02/20 |
| ISBN |
978-4-307-75019-6 |
A4変判・376頁・図数：260枚・カラー図数：100枚
特 色
１． 患者指導を中心とした健全で，安全な社会復帰を目指すストーマリハビリテーションの手引き書。
２． up-to-dateな進歩に対応するように，実践に際しての理論的な裏づけを理解しやすいように編集。
３． 執筆陣は，以前にも増して広い分野からのエキスパートにお願いすることにより，新進気鋭の方も含め一新。
４． 内容的にも斬新でバランスのとれたストーマリハビリテーションの指導書。
おもな内容
■ストーマ医療の歴史
■ストーマ保有者のケアの基本
ストーマとは何か／ストーマリハビリテーションにおけるインフォームドコンセントの必要性／ストーマの受容／障害の受容／ストーマ医療従事者に求められるもの
■ストーマからみた解剖生理
■消化管ストーマ造設を必要とする疾患，手術および合併症
消化管ストーマ造設を必要とする疾患，病態／消化管ストーマの種類／消化管制御性ストーマ造設法／機能温存手術／消化管ストーマの合併症／消化管ストーマ閉鎖術／肛門括約筋温存手術後の失禁
■尿路ストーマ造設を必要とする疾患，手術および合併症
尿路ストーマ造設を必要とする疾患，病態／尿路ストーマの分類と各術式の利点，欠点，標準的造設術式／禁制（制御性）尿路ストーマ／ストーマを造設しない尿路変向（更）術の分類と各術式の利点，欠点，標準的造設術式／神経温存手術／腹腔鏡下尿路変更術式の利点と欠点／尿路変向術および新膀胱造設術（再建術）の合併症
■ストーマ保有者のQOL
QOLの概念／ストーマ保有者のQOL
■患者・家族への教育・支援
教育とは／成人教育理論／ストーマ保有者の教育
■ストーマの位置決定（ストーマサイトマーキング）
ストーマの位置決定の意義／ストーマの位置決定の方法
■強制排便法
灌注排便法／順行性浣腸とストーマ
■ストーマ用品
ストーマ用品／ストーマ装具／皮膚保護剤と皮膚保護製品／洗腸用具およびストーマの装具部品，付属品などのアクセサリー／ストーマ用品の医工学と人間工学／商品としてのストーマ用品
■ストーマ患者看護の実際
術前ケア／周術期ケア／社会復帰に向けたケア／ストーマ保有者の生活におけるにおいと音
■ストーマ保有者の退院前後の支援と日常生活の援助
日常生活に向けての援助／ストーマ保有者への社会的・経済的支援／ストーマ外来と医療連携／患者会
■小児ストーマのすべて
ストーマを必要とする疾患とストーマ／ストーマ造設術前・術後の管理／小児の皮膚の特徴とスキンケアの要点／小児のストーマケア／長期的支援 瘻孔ケア 全身管理／瘻孔の局所管理／栄養瘻−特にPEG（経皮内視鏡的胃瘻造設術）について
■ストーマ周囲のスキンケアと皮膚障害
皮膚の解剖生理／ストーマ周囲皮膚障害とその対策／ストーマスキンケアと創傷管理に必要な知識と応用／ストーマ管理困難とその対策
■排尿障害とその対策
■性機能障害とその対策
性の概念／男性性機能障害の診断と治療／女性性機能障害の診断と治療
■日本におけるストーマリハビリテーション教育・研究
■ターミナル期や他の疾患の治療のためのストーマ造設とケア
■ストーマの記録
■環境汚染と感染対策
■ストーマリハビリテーションにおける保険医療
【付表】
ストーマ装具分類例
新生児・乳児用の消化管ストーマ装具（主に単品系）
社団法人日本オストミー協会支部一覧
