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よくわかる専門基礎講座 公衆衛生 第17版
看護師国試出題基準に対応。社会における医療の役割を学ぶ。
「標準看護学講座」の流れを汲む「よくわかる専門基礎講座」シリーズ。幅広い内容の「公衆衛生」では、各分野の専門家により、医療従事者に必要な医療および衛生行政・地域保健面の最新情報をコンパクトにまとめた。今版より若手の編集者が加わり、紙面のデザインも一新した。演習課題、看護師国試既出問題で国試対策にも最適!学習に便利な赤シートも付属。
第1章 健康の概念と公衆衛生学
(1) 健康の概念
(2) 公衆衛生の定義
(3) 予防の概念
(4) プライマリ・ヘルス・ケア
(5) ヘルスプロモーション
(6) ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチ
(7) 健康増進法
演習課題
第2章 人口統計と保健統計
(1) 人口静態統計
(2) 人口動態統計
(3) 生命表と平均寿命・平均余命・健康寿命
(4) 健康指標
(5) 傷病統計
(6) 代表的統計調査・資科
演習課題
第3章 衛生行政と地域保健
(1) 衛生行政の発展と特色
(2) 地域保健法と健康増進法
(3) 衛生行政の組織と活動
(4) 地域保健
演習課題
第4章 疫学
(1) 疫学とは
(2) 疫学の三大要因(疾病発生の3要因)
(3) 疾病発生の多要因説
(4) 疫学調査の対象の選定
(5) 疫学で使用される統計指標
(6) 疫学の方法論
(7) 因果関係論
(8) スクリーニング
演習課題
第5章 母子保健
(1) 母子保健の意義
(2) 母子保健の対象
(3) 母子保健の指標
(4) リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
(5) 妊産婦の保健
(6) 家族計画と避妊
(7) 乳児・小児の保健
(8) 母子保健行政
(9) ドメスティック・バイオレンス
演習課題
第6章 学校保健
(1) 学校保健の目的と対象
(2) 学校保健行政
(3) 学校保健
(4) 学校安全
(5) 学校給食
(6) 体格・体力
(7) 学齢期の健康状態
演習課題
第7章 成人保健
(1) 人口構造・疾病構造の変化
(2) 生活習慣病の疫学的特徴
(3) 生活習慣病の現状と発症要因
(4) メタボリックシンドローム
(5) ロコモティブシンドローム
(6) 悪性新生物
(7) 心疾患
(8) 脳血管疾患
(9) 肺炎
(10) 糖尿病
(11) 健康増進に関する施策
(12) 健康増進法
(13) 難病対策
演習課題
第8章 高齢者保健
(1) 老年人口と高齢者保健の現況
(2) 高齢者保健に関する法律
(3) 高齢者の疾患
(4) 介護保険
演習課題
第9章 感染症
(1) 感染症の成り立ち
(2) 感染症の予防
(3) 院内感染
(4) 最近の感染症の動向
(5) 主な感染症
演習課題
第10章 食品衛生
(1) 食品衛生
(2) 食品衛生管理
演習課題
第11章 国民栄養
(1) 国民栄養の概要
(2) 栄養の現状:国民健康・栄養調査
(3) 食生活指針・食事バランスガイド
(4) 食育基本法
(5) 特別用途食品・保健機能食品
(6) 栄養障害
(7) 食品の機能性
演習課題
第12章 環境保健
(1) 環境と人間
(2) 生活環境
(3) 地域環境
(4) 地球環境問題
演習課題
第13章 社会保障と社会福祉
(1) 社会保障の体系
(2) 所得保障制度
(3) 医療保障制度
(4) 介護保障制度
(5) 社会福祉制度
(6) 社会保障の関連制度
演習課題
第14章 精神保健と障害者保健
(1) 精神保健の意義と予防
(2) 精神障害の分類
(3) 精神障害の動向
(4) 精神保健対策のあゆみ
(5) 精神障害者の医療
(6) 地域精神保健活動
(7) 精神障害者社会施設・居宅生活支援事業
(8) 自殺対策と自殺対策基本法
(9) ライフステージ各期の精神保健
(10) 障害者の保健
演習課題
第15章 産業保健
(1) 産業保健の定義と目的
(2) 労働災害と事故
(3) 産業保健看護
(4) 労働衛生管理の展開
(5) 労働衛生行政
(6) 職業性疾患
演習課題
第16章 国際保健
(1) 国際保健の意義
(2) 開発途上国の健康問題
(3) 国際保健協力の仕組み
(4) 主な国際機関
(5) 国際保健の今後の課題
演習課題
付録
看護師国家試験既出問題
索引
(1) 健康の概念
(2) 公衆衛生の定義
(3) 予防の概念
(4) プライマリ・ヘルス・ケア
(5) ヘルスプロモーション
(6) ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチ
(7) 健康増進法
演習課題
第2章 人口統計と保健統計
(1) 人口静態統計
(2) 人口動態統計
(3) 生命表と平均寿命・平均余命・健康寿命
(4) 健康指標
(5) 傷病統計
(6) 代表的統計調査・資科
演習課題
第3章 衛生行政と地域保健
(1) 衛生行政の発展と特色
(2) 地域保健法と健康増進法
(3) 衛生行政の組織と活動
(4) 地域保健
演習課題
第4章 疫学
(1) 疫学とは
(2) 疫学の三大要因(疾病発生の3要因)
(3) 疾病発生の多要因説
(4) 疫学調査の対象の選定
(5) 疫学で使用される統計指標
(6) 疫学の方法論
(7) 因果関係論
(8) スクリーニング
演習課題
第5章 母子保健
(1) 母子保健の意義
(2) 母子保健の対象
(3) 母子保健の指標
(4) リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
(5) 妊産婦の保健
(6) 家族計画と避妊
(7) 乳児・小児の保健
(8) 母子保健行政
(9) ドメスティック・バイオレンス
演習課題
第6章 学校保健
(1) 学校保健の目的と対象
(2) 学校保健行政
(3) 学校保健
(4) 学校安全
(5) 学校給食
(6) 体格・体力
(7) 学齢期の健康状態
演習課題
第7章 成人保健
(1) 人口構造・疾病構造の変化
(2) 生活習慣病の疫学的特徴
(3) 生活習慣病の現状と発症要因
(4) メタボリックシンドローム
(5) ロコモティブシンドローム
(6) 悪性新生物
(7) 心疾患
(8) 脳血管疾患
(9) 肺炎
(10) 糖尿病
(11) 健康増進に関する施策
(12) 健康増進法
(13) 難病対策
演習課題
第8章 高齢者保健
(1) 老年人口と高齢者保健の現況
(2) 高齢者保健に関する法律
(3) 高齢者の疾患
(4) 介護保険
演習課題
第9章 感染症
(1) 感染症の成り立ち
(2) 感染症の予防
(3) 院内感染
(4) 最近の感染症の動向
(5) 主な感染症
演習課題
第10章 食品衛生
(1) 食品衛生
(2) 食品衛生管理
演習課題
第11章 国民栄養
(1) 国民栄養の概要
(2) 栄養の現状:国民健康・栄養調査
(3) 食生活指針・食事バランスガイド
(4) 食育基本法
(5) 特別用途食品・保健機能食品
(6) 栄養障害
(7) 食品の機能性
演習課題
第12章 環境保健
(1) 環境と人間
(2) 生活環境
(3) 地域環境
(4) 地球環境問題
演習課題
第13章 社会保障と社会福祉
(1) 社会保障の体系
(2) 所得保障制度
(3) 医療保障制度
(4) 介護保障制度
(5) 社会福祉制度
(6) 社会保障の関連制度
演習課題
第14章 精神保健と障害者保健
(1) 精神保健の意義と予防
(2) 精神障害の分類
(3) 精神障害の動向
(4) 精神保健対策のあゆみ
(5) 精神障害者の医療
(6) 地域精神保健活動
(7) 精神障害者社会施設・居宅生活支援事業
(8) 自殺対策と自殺対策基本法
(9) ライフステージ各期の精神保健
(10) 障害者の保健
演習課題
第15章 産業保健
(1) 産業保健の定義と目的
(2) 労働災害と事故
(3) 産業保健看護
(4) 労働衛生管理の展開
(5) 労働衛生行政
(6) 職業性疾患
演習課題
第16章 国際保健
(1) 国際保健の意義
(2) 開発途上国の健康問題
(3) 国際保健協力の仕組み
(4) 主な国際機関
(5) 国際保健の今後の課題
演習課題
付録
看護師国家試験既出問題
索引
本書の基盤は1983年に発行された「標準看護学講座8 社会保障制度と生活者の健康公衆衛生学」であり、第6版まで出版された。2008年からは新シリーズとして「よくわかる専門基礎講座 公衆衛生」と名を改め、今回の改訂は第17版となる。
現在の公衆衛生が抱える問題として、(1)高齢化と多疾患の共存(マルチモビディティ):すなわち、65歳以上が人口の約30%を占め、世界最速の高齢化が進行中であること。認知症、心血管疾患、糖尿病、骨粗鬆症など複数の慢性疾患を抱える高齢者の増加。医療費・介護費の膨張と、生活の質(QOL)の低下が大きな問題であること。(2)健康格差の拡大:所得、教育レベル、雇用形態などにより健康寿命や医療アクセスに格差が存在すること。都市部と農村部、正規雇用と非正規雇用、外国籍住民などで不均衡な支援があること。特に孤独・孤立と精神的健康の悪化が深刻である。(3)感染症対応力の持続性:COVID-19で露呈したように、感染症対策の初動遅れや情報連携の脆弱さ。サーベイランス体制やワクチン政策の持続的改善が必要であること。(4)ワンヘルスと気候変動への対応:地球温暖化に伴う熱中症・感染症(デング熱など)・自然災害リスクの増大。人獣共通感染症や環境汚染と健康の関係を捉える「ワンヘルス」視点の公衆衛生活動の不十分さ。気候変動への適応戦略と教育の普及が遅れていること。などが問題となっている。
看護師・保健師をはじめとする医療従事者には医療チームの重要な担い手として、治療医学にとどまることなく、上記のような課題を解決する広範な公衆衛生・地域保健活動の知識と実践力が必要とされる。
本書は、「第10章 食品衛生」および「第11章 国民栄養」を横山公通先生、「第12章 環境保健」を雨谷敬史先生、「第13章 社会保障と社会福祉」を船水浩行先生、「第15章 産業保健」を川上智史先生、「第16章 国際保健」を木ノ上高章先生に、それぞれの専門の立場からご執筆いただいた。
また、自己学習のために、各章末には演習課題、巻末には看護師国家試験の既出問題から公衆衛生に関する問題を抜粋し掲載したので、ご利用いただきたい。
21世紀の医療を担う看護師・保健師などの医療専門職あるいは社会人として活躍される方々が、本書によって「公衆衛生学」を学び、社会的貢献をされる一助となることを願うものである。
なお本書の出版にあたり、金原出版の福村直樹氏、芳賀なつみ氏、竹山基博氏のご尽力、ご配慮に感謝を申し上げる。
2026年1月 編者ら
現在の公衆衛生が抱える問題として、(1)高齢化と多疾患の共存(マルチモビディティ):すなわち、65歳以上が人口の約30%を占め、世界最速の高齢化が進行中であること。認知症、心血管疾患、糖尿病、骨粗鬆症など複数の慢性疾患を抱える高齢者の増加。医療費・介護費の膨張と、生活の質(QOL)の低下が大きな問題であること。(2)健康格差の拡大:所得、教育レベル、雇用形態などにより健康寿命や医療アクセスに格差が存在すること。都市部と農村部、正規雇用と非正規雇用、外国籍住民などで不均衡な支援があること。特に孤独・孤立と精神的健康の悪化が深刻である。(3)感染症対応力の持続性:COVID-19で露呈したように、感染症対策の初動遅れや情報連携の脆弱さ。サーベイランス体制やワクチン政策の持続的改善が必要であること。(4)ワンヘルスと気候変動への対応:地球温暖化に伴う熱中症・感染症(デング熱など)・自然災害リスクの増大。人獣共通感染症や環境汚染と健康の関係を捉える「ワンヘルス」視点の公衆衛生活動の不十分さ。気候変動への適応戦略と教育の普及が遅れていること。などが問題となっている。
看護師・保健師をはじめとする医療従事者には医療チームの重要な担い手として、治療医学にとどまることなく、上記のような課題を解決する広範な公衆衛生・地域保健活動の知識と実践力が必要とされる。
本書は、「第10章 食品衛生」および「第11章 国民栄養」を横山公通先生、「第12章 環境保健」を雨谷敬史先生、「第13章 社会保障と社会福祉」を船水浩行先生、「第15章 産業保健」を川上智史先生、「第16章 国際保健」を木ノ上高章先生に、それぞれの専門の立場からご執筆いただいた。
また、自己学習のために、各章末には演習課題、巻末には看護師国家試験の既出問題から公衆衛生に関する問題を抜粋し掲載したので、ご利用いただきたい。
21世紀の医療を担う看護師・保健師などの医療専門職あるいは社会人として活躍される方々が、本書によって「公衆衛生学」を学び、社会的貢献をされる一助となることを願うものである。
なお本書の出版にあたり、金原出版の福村直樹氏、芳賀なつみ氏、竹山基博氏のご尽力、ご配慮に感謝を申し上げる。
2026年1月 編者ら
