歯の解剖学 第22版

原 著 藤田 恒太郎
改 訂 桐野 忠夫 / 山下 靖雄
定 価 6,194円
(5,631円+税)
発行日 1995/04/10
ISBN 978-4-307-45007-2

B5判・230頁・図数:263枚

在庫状況 なし


初版が刊行されて既に45年を経過した。その間改訂・増刷を重ねて今度で22版を数えるに至った。本書の原著者の故藤田恒太郎先生の没後、そのあとを受け継いで本書の改訂第13版を出したのが昭和42年であったから、その時からでももう27年が過ぎた。初版の時には全くこの種の類書が皆無に等しかったことを覚えている。ところが今では、出ては消えゆくなかにあってなお数編の同類書が店頭に肩を並べている。
本書を座右に置いて歯の勉学を行えば、それぞれの歯の特徴が要領よく把握し得て、歯の形態学の知識を充分認識すると共に、歯の鑑別眼を養成する上に、日本はもちろん世界においてもその類書を見ない。学生の学習書として、また歯の形態学の研究者に対しても益するところが甚だ多い。桐野は本年で満八十歳になった。久しく改訂しなかった本書も改訂を迫られる時期が来たように思う。籍を置いていた東京医科歯科大学の教職を退いて既に25年になる。その間現在までに常に出向いていた口腔解剖学教室も私の後継者であった一條尚教授が昨年退官され、そのまた後継者の山下が教室を主宰して現在に至っている。今回本書の改訂にあたり、改訂者桐野の要請により、山下がそのお手伝いをすることになった。

(第22版の序より抜粋)

I. 緒論
 1. 歯とは何か?
 2. 歯の機能
 3. 歯の外形
 4. 歯の内景
 5. 歯の固定
 6. 歯の種類と名称
 7. 歯の記号
 8. 歯式
 9. 方向用語
 10. 歯冠の形態
 11. 歯冠表面の浮彫像
 12. 歯頸線
 13. 歯根の形態
 14. エナメル質およびセメント質の厚さ
 15. 象牙質の形態
 16. 歯髄腔の形態
 17. 歯髄腔の観察法
 18. 歯の計測法

II. 永久歯
 1. 切歯
 2. 上顎中切歯(第一切歯)
 3. 上顎側切歯(第二切歯)
 4. 下顎中切歯(第一切歯)
 5. 下顎側切歯(第二切歯)
 6. 犬歯
 7. 上顎犬歯
 8. 下顎犬歯
 9. 小臼歯
 10. 上顎第一小臼歯
 11. 上顎第二小臼歯
 12. 下顎第一小臼歯
 13. 下顎第二小臼歯
 14. 大臼歯
 15. 上顎大臼歯
 16. 上顎の各大臼歯における形態の推移
 17. 下顎大臼歯
 18. 下顎の各大臼歯における形態の推移


III. 歯の鑑別法
 1. 歯種の鑑別
 2. 上下の鑑別
 3. 同一歯種内の順位の判定
 4. 左右の鑑別

IV. 乳歯
 1. 乳歯の特性
 2. 上顎乳中切歯
 3. 上顎乳側切歯
 4. 下顎乳中切歯
 5. 下顎乳側切歯
 6. 上顎乳犬歯
 7. 下顎乳犬歯
 8. 上顎第一乳臼歯
 9. 上顎第二乳臼歯
 10. 下顎第一乳臼歯
 11. 下顎第二乳臼歯
 12. 固有咬合面からの乳臼歯の鑑別

V. 歯群
 1. 乳歯群
 2. 歯列弓
 3. 咬合
 4. 上顎歯と下顎歯との位置関係
 5. 歯の植立方向
 6. 同一歯列の隣接歯間の位置関係
 7. 歯面傾斜と咀嚼への適合性
 8. 咬耕

VI. 歯の異常
 1. 成因と起こり方
 2. 歯数の異常
 3. 形態の異常
 4. 位置の異常
 5. 咬合の異常
 6. 萌出時期の異常
 7. 歯の異常と復古現象

文献
日本名索引
欧名索引