イラスト眼科手術シリーズ6 網膜硝子体手術

硝子体手術術式、術中・術後合併症、術後トラブルの対処法を網羅

監 修 若倉 雅登
編 集 竹内 忍 / 堀 貞夫
定 価 8,800円
(8,000円+税)
発行日 2014/09/25
ISBN 978-4-307-35160-7

B5判・146頁・図数:146枚・カラー図数:44枚

在庫状況 あり

硝子体手術は眼科領域では最も難易度が高いといわれ、術者の負担も大きい。硝子体手術機器の開発により小切開硝子体手術(MIVS)による低侵襲の手術が可能となり、患者への負担軽減にもつながっている。一方で、術中・術後合併症の発生の可能性や術後のトラブルなど、その対処法を事前に知っておくことは、万一起きてしまった場合の対応に大きな手助けとなる。本巻では硝子体手術にポイントを絞って簡潔にまとめられている。
1序論
1.硝子体手術の歴史と手術法の変遷、手術適応の拡大
 a.近代的硝子体手術の始まり
 b.術中の網膜復位と手術手技の発達
 c.術後タンポナ−デ物質
 d.液体パ−フルオロカ−ボンによる網膜復位
 e.色素による組織染色
 f.広角眼底観察と経結膜小切開硝子体手術
 g.経結膜小切開硝子体手術
 h.硝子体手術の今後の展望
2.硝子体手術に必要な解剖
 a.毛様体扁平部
 b.強膜菲薄部
 c.硝子体
 d.硝子体切除の際の留意点
3.手術の準備
 a.術前検査
 b.手術器具

2基本的な手技
1.硝子体切除
 a.core−vitrectomy
 b.後部硝子体剥離
 c.基底部硝子体切除
2.網膜上膜・内境界膜剥離
 a.術前眼底検査
 b.手術の手順
3.増殖膜切除
 a.硝子体カッタ−
 b.垂直剪刀
 c.水平剪刀
 d.鉗子
4.網膜復位
 a.内部排液による網膜復位
 b.液体パ−フルオロカ−ボンによる網膜復位
5.レ−ザ−光凝固
 a.適応
 b.準備
 c.手技
6.眼内タンポナ−デ
 a.適応
 b.術前に注意すべき点
 c.手技

3疾患による手術
1.原因不明の硝子体出血
 a.硝子体出血の原因を探る
 b.裂孔原性硝子体出血と網膜剥離
2.静脈閉塞症の手術
 a.手術適応
 b.手術術式
3.糖尿病網膜症の手術
 a.視力障害の原因
 b.硝子体手術の対象疾患
4.裂孔原性網膜剥離の手術
 a.適応・基本手技
 b.手術術式
5.黄斑円孔の手術
 a.手術適応
 b.手術術式
 c.術中および術後管理
6.黄斑上膜の手術
 a.手術適応
 b.手術前診察
 c.手術術式
 d.術後管理
7.黄斑浮腫の手術
 a.黄斑浮腫の分類
 b.手術術式

4トラブルと対策
1.術中合併症と対策
 a.眼底透見不良な場合
 b.出血に対する対処法
 c.網膜裂孔ができたら
 d.網膜剥離が拡大したら
 e.網膜下,脈絡膜下灌流のトラブル
 f.駆逐性出血が生じたら
2.術後合併症と対策
 a.角膜障害への対策
 b.高眼圧への対策
 c.硝子体出血への対策
 d.網膜剥離への対策
 e.血管新生緑内障への対策
 f.眼内炎防止と対策

索引