すぐに役立つ眼科診療の知識 白内障
簡潔明瞭に基本中の基本を示した、眼科診療のとらの巻!!
| 編・著 |
谷口 重雄 |
| 定 価 |
14,300円 (13,000円+税) |
| 発行日 |
2006/03/31 |
| ISBN |
978-4-307-35121-8 |
B5判・288頁・図数:104枚・カラー図数:75枚
あまりにも技術・情報化が進みすぎているため,逆に眼科医,あるいは眼科診療のスタッフを目指したものの,現場に出た瞬間から何が基本として最も大切かが分からず,ただ右往左往するばかり,またある程度のキャリアを経た方でも「これはどうだったであろうか」あるいは「このような基本的なことは今更人に聞きづらい」ということが案外少なくないであろう。
本シリーズは初心者からある程度のキャリアのある方までが困ったとき,できるだけ短期間で納得いただける簡潔で明瞭な眼科研修医,あるいは新人教育の講義ノートといえる。新しい知識や最先端の高度医療に関しては他の専門書に譲り,「今更こんなこと」を中心に具体的に記述していただいた。これからの「白内障の診療」を考えるきっかけに御活用いただきたい。
おもな内容
■検 査
1.問診の取り方
2.白内障の診断
3.角膜内皮細胞
4.白内障の混濁度の評価
5.前眼部画像解析と白内障手術
6.眼内レンズ度数計算
■治 療
1.周術期管理
2.手術手技
3. 難症例と合併手術
4.合併症対策
5.術前後の視覚の質
6.教育・診療環境システム
7.白内障診療の社会的側面
●白内障診療:白内障手術の半世紀
●白内障診療:常識・非常識