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女性医学ガイドブック 更年期医療編 2019年度版 第2版
女性の更年期を中心としたヘルスケアのガイドブック、待望の改訂版!
編 集 | 日本女性医学学会 |
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定 価 | 9,680円 (8,800円+税) |
発行日 | 2019/11/05 |
ISBN | 978-4-307-30141-1 |
B5判・552頁・図数:25枚
在庫状況 | あり |
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女性のライフステージの中で、更年期を中心としたヘルスケアにおける最新の考え方、方向性、実践法についてまとめている。5年ぶりとなる今回の改訂では、新たに脳血管障害、ロコモティブシンドローム・フレイル、Cancer Survivorなど6項目が追加となった。これから女性医学・更年期医療を学ぼうとする人にとどまらず、更年期医療を専門としない医師、看護師、栄養士、薬剤師などにとっても重宝できる一冊。
【関連書籍】女性医学ガイドブック 思春期・性成熟期編 2016年度版
【関連書籍】女性医学ガイドブック 思春期・性成熟期編 2016年度版
第I章 これからの女性医療のあり方
第II章 更年期の生理と病理
1 更年期とは
1 加齢に伴う身体的変化
2 ホルモン変化(閉経とは)
3 心理的変化
第III章 更年期における主要な疾患・症状とそれに対する対応
1 更年期障害
1 定義・成因・症状・頻度
2 治療法とその効果
2 早発卵巣不全(早発閉経)
1 定義・頻度
2 対応方法
3 骨粗鬆症
1 定義・頻度
2 検査法
3 治療法とその効果
4 脂質異常症
1 定義・頻度
2 管理方法
3 検査法
4 治療法とその効果
5 心・血管系
1 高血圧
2 虚血性心疾患
6 脳血管障害
1 病態・疫学
2 各論
7 骨盤臓器脱
1 定義・検査法
2 治療法
8 女性下部尿路機能障害
1 実際・頻度
2 評価・対応
3 治療法
9 セクシュアリティ
1 わが国における中高年女性の性の実態
2 性交痛
10 脳機能
1 もの忘れ、記憶力低下、認知機能
2 アルツハイマー病
11 精神神経系
1 うつ
2 不安
3 不眠
4 心身症
12 婦人科系
1 帯下
2 不正性器出血
3 下腹部痛
4 萎縮性腟炎
5 子宮筋腫
6 子宮頸癌
7 子宮体癌
8 良性卵巣腫瘍
9 悪性卵巣腫瘍
10 乳房(良性疾患)
11 乳房(乳癌)
12 月経異常・PCOS
13 肥満とるいそう
13 症候群
1 生活習慣病
2 メタボリックシンドローム
3 ロコモティブシンドローム・フレイル
14 周辺領域の症状・疾患
1 頭痛
2 めまい
3 肩こり
4 腰痛
5 糖尿病
6 甲状腺疾患
7 皮膚症状
8 眼科領域(ドライアイ)
9 歯科口腔領域
10 女性ヘルスケアに関連する感染症
11 Cancer survivor
第IV章 検査
1 女性医学における検査とその実際
1 子宮がん検査
2 ホルモン関連検査
3 更年期障害の評価方法
4 心理テスト
5 骨量測定
6 乳がん検診
7 子宮鏡
第V章 治療
1 治療法の選択
2 女性医学における治療法とその実際─薬物療法
1 ホルモン補充療法(HRT)
A.HRT の実際
B.HRT の副作用
C.HRT と癌
2 OC・LEP
3 漢方療法
4 向精神薬
3 女性医学における治療法とその実際─その他の治療法
1 カウンセリング
2 心理療法
3 運動療法
4 食事療法
5 サプリメントなど
4 薬剤の禁忌と使用上の注意点
5 薬剤相互作用
6 応用的処方解析(適応外処方などを含む)の考え方
第VI章 ヘルスケア
1 更年期外来の実際
2 更年期女性のヘルスケア(健康診断を含む)
第VII章 更年期医療の歴史
1 更年期医療の歴史
2 日本女性医学学会の歴史
第VIII章 大規模研究の結果
1 NHS(Nurses’ Health Study)
2 WHI(Women’s Health Initiative)
3 MWS(Million Women Study)
4 JNHS(Japan Nurses’ Health Study)
5 KEEPS(Kronos Early Estrogen Prevention Study)
6 ELITE(Early versus Late Intervention Trial with Estradiol)
7 その他の大規模研究
1 ホルモン補充療法(HRT)の二次予防効果
2 中高年の一般女性の大規模コホート研究
第IX章 日本の医療制度と更年期医療・女性医学
<付>現在わが国でHRT に使用できるホルモン剤一覧
Exercise 解答
略語一覧
索引
第II章 更年期の生理と病理
1 更年期とは
1 加齢に伴う身体的変化
2 ホルモン変化(閉経とは)
3 心理的変化
第III章 更年期における主要な疾患・症状とそれに対する対応
1 更年期障害
1 定義・成因・症状・頻度
2 治療法とその効果
2 早発卵巣不全(早発閉経)
1 定義・頻度
2 対応方法
3 骨粗鬆症
1 定義・頻度
2 検査法
3 治療法とその効果
4 脂質異常症
1 定義・頻度
2 管理方法
3 検査法
4 治療法とその効果
5 心・血管系
1 高血圧
2 虚血性心疾患
6 脳血管障害
1 病態・疫学
2 各論
7 骨盤臓器脱
1 定義・検査法
2 治療法
8 女性下部尿路機能障害
1 実際・頻度
2 評価・対応
3 治療法
9 セクシュアリティ
1 わが国における中高年女性の性の実態
2 性交痛
10 脳機能
1 もの忘れ、記憶力低下、認知機能
2 アルツハイマー病
11 精神神経系
1 うつ
2 不安
3 不眠
4 心身症
12 婦人科系
1 帯下
2 不正性器出血
3 下腹部痛
4 萎縮性腟炎
5 子宮筋腫
6 子宮頸癌
7 子宮体癌
8 良性卵巣腫瘍
9 悪性卵巣腫瘍
10 乳房(良性疾患)
11 乳房(乳癌)
12 月経異常・PCOS
13 肥満とるいそう
13 症候群
1 生活習慣病
2 メタボリックシンドローム
3 ロコモティブシンドローム・フレイル
14 周辺領域の症状・疾患
1 頭痛
2 めまい
3 肩こり
4 腰痛
5 糖尿病
6 甲状腺疾患
7 皮膚症状
8 眼科領域(ドライアイ)
9 歯科口腔領域
10 女性ヘルスケアに関連する感染症
11 Cancer survivor
第IV章 検査
1 女性医学における検査とその実際
1 子宮がん検査
2 ホルモン関連検査
3 更年期障害の評価方法
4 心理テスト
5 骨量測定
6 乳がん検診
7 子宮鏡
第V章 治療
1 治療法の選択
2 女性医学における治療法とその実際─薬物療法
1 ホルモン補充療法(HRT)
A.HRT の実際
B.HRT の副作用
C.HRT と癌
2 OC・LEP
3 漢方療法
4 向精神薬
3 女性医学における治療法とその実際─その他の治療法
1 カウンセリング
2 心理療法
3 運動療法
4 食事療法
5 サプリメントなど
4 薬剤の禁忌と使用上の注意点
5 薬剤相互作用
6 応用的処方解析(適応外処方などを含む)の考え方
第VI章 ヘルスケア
1 更年期外来の実際
2 更年期女性のヘルスケア(健康診断を含む)
第VII章 更年期医療の歴史
1 更年期医療の歴史
2 日本女性医学学会の歴史
第VIII章 大規模研究の結果
1 NHS(Nurses’ Health Study)
2 WHI(Women’s Health Initiative)
3 MWS(Million Women Study)
4 JNHS(Japan Nurses’ Health Study)
5 KEEPS(Kronos Early Estrogen Prevention Study)
6 ELITE(Early versus Late Intervention Trial with Estradiol)
7 その他の大規模研究
1 ホルモン補充療法(HRT)の二次予防効果
2 中高年の一般女性の大規模コホート研究
第IX章 日本の医療制度と更年期医療・女性医学
<付>現在わが国でHRT に使用できるホルモン剤一覧
Exercise 解答
略語一覧
索引
『女性医学ガイドブック 更年期医療編 2019年度版』刊行によせて
この度、『女性医学ガイドブック 更年期医療編 2014年度版』を5年ぶりに改訂し、2019年度版を発刊する運びとなりました。『女性医学ガイドブック 思春期・性成熟期編 2016年度版』が完成してからは更年期のみならず思春期からの女性の一生の健康管理が可能となりました。今回のガイドブックは最新のエビデンスや報告に基づき改訂されております。内容は、? これからの更年期医療のあり方、II 更年期の生理と病理、III 更年期における主要な疾患・症状とそれに対する対応、IV 検査、V 治療、VI ヘルスケア、VII 更年期医療の歴史、VIII 大規模研究の結果、IX 日本の医療制度と更年期医療・女性医学、付 現在わが国で使用できるホルモン剤一覧で構成されており、更年期から老年期にわたり生活習慣病も含めた疾患群の病態や検査、管理方法が全て網羅できています。
日本女性医学学会の前身は日本更年期医学会ですが、更年期のみならず思春期から老年期に至る女性の一生の健康管理が必要との考えから、2011 年に学会名称を変更し、2014 年には日本産科婦人科学会の4 つ目のサブスペシャルティーに認定され、女性医学が広く周知されるようになりました。また、会員数も増加して学会も活性化してきましたが、女性医学の全国的な普及はまだ十分とはいえず、女性のQOL 向上にはさらなる努力が必要です。今後、本ガイドブックが日常診療の中で広く活用され、適切な診療の手引きになることを期待しております。
最後になりますが、今回の改訂版を統括いただいた尾林 聡先生に深謝申し上げますとともに、編集・執筆や査読をしていただいた多くの先生方に心より感謝申し上げます。
令和元年10月
日本女性医学学会 理事長 若槻 明彦
この度、『女性医学ガイドブック 更年期医療編 2014年度版』を5年ぶりに改訂し、2019年度版を発刊する運びとなりました。『女性医学ガイドブック 思春期・性成熟期編 2016年度版』が完成してからは更年期のみならず思春期からの女性の一生の健康管理が可能となりました。今回のガイドブックは最新のエビデンスや報告に基づき改訂されております。内容は、? これからの更年期医療のあり方、II 更年期の生理と病理、III 更年期における主要な疾患・症状とそれに対する対応、IV 検査、V 治療、VI ヘルスケア、VII 更年期医療の歴史、VIII 大規模研究の結果、IX 日本の医療制度と更年期医療・女性医学、付 現在わが国で使用できるホルモン剤一覧で構成されており、更年期から老年期にわたり生活習慣病も含めた疾患群の病態や検査、管理方法が全て網羅できています。
日本女性医学学会の前身は日本更年期医学会ですが、更年期のみならず思春期から老年期に至る女性の一生の健康管理が必要との考えから、2011 年に学会名称を変更し、2014 年には日本産科婦人科学会の4 つ目のサブスペシャルティーに認定され、女性医学が広く周知されるようになりました。また、会員数も増加して学会も活性化してきましたが、女性医学の全国的な普及はまだ十分とはいえず、女性のQOL 向上にはさらなる努力が必要です。今後、本ガイドブックが日常診療の中で広く活用され、適切な診療の手引きになることを期待しております。
最後になりますが、今回の改訂版を統括いただいた尾林 聡先生に深謝申し上げますとともに、編集・執筆や査読をしていただいた多くの先生方に心より感謝申し上げます。
令和元年10月
日本女性医学学会 理事長 若槻 明彦
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