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患者さんとご家族のための食道がん診療の手引き
食道がんの正しい知識と最良の診療について丁寧に解説します
| 編 集 | 日本食道学会 |
|---|---|
| 定 価 | 2,420円 (2,200円+税) |
| 発行日 | 2026/04/01 |
| ISBN | 978-4-307-20508-5 |
A5判・216頁・カラー図数:25枚
| 在庫状況 | なし |
|---|
「食道がん」の標準(=現時点における最良)的な診療について、専門家がわかりやすく解説しました。どんな病気?どんな治療?治療後にどんな生活ができるの?といった疑問や不安に、イラストも用いて丁寧に答えます。また、患者さんの経験をもとに、治療費などについての役立つ情報も盛り込みました。自分や家族が食道がんにかかったとき、正しい知識に基づいた最良の診療を選択し、より良い生活を送るための手引きとなります。
巻頭にあたり
本書の利用にあたって
概論 食道がんに対する治療法の概要
食道癌診療ガイドラインに基づいた進行度別の治療選択の流れ(アルゴリズム)
早期・表在食道がんの治療選択の流れ
切除可能進行食道がんの治療選択の流れ
切除不能進行食道がんの治療選択の流れ
1章 食道がん診断の進め方
Q 1-1. 食道はどのような臓器なのでしょうか?また、食道がんはどのような病気なのでしょうか?
Q 1-2. 食道がんの頻度はどのくらいですか?種類はありますか?また原因はあるのでしょうか?
Q 1-3. 食道がんになるとどんな症状が現れますか?
Q 1-4. 食道がんかどうか、また進み具合を調べるための検査はどのようなものがありますか?
Q 1-5. 食道がんの検査は安全ですか?
Q 1-6. 検査の結果、「経過観察」といわれましたがどうすればよいのでしょうか?
Q 1-7. 血液・尿検査だけで食道がんはわかりますか?
Q 1-8. がんゲノム検査、がん遺伝子パネル検査とはどのような検査ですか?
2章 食道がんと診断されたときに知ってほしいこと
Q 2-1. 食道がんといわれました。医師に何を聞けばよいのか、何を伝えればよいのかわかりません。
Q 2-2. どうやって病院を選んだらよいかわかりません。
Q 2-3. インフォームド・コンセントとは何ですか?
Q 2-4. 担当の先生と話し合うとき、準備しておくことはありますか?
Q 2-5. セカンドオピニオンを切り出しても先生に嫌われませんか?
Q 2-6. 治療費が心配です。どこに相談すればよいのでしょうか?
Q 2-7. 信頼できる情報を入手するには、どうすればよいのでしょうか?
Q 2-8. 喫煙や飲酒、また食事については、どうすればよいのでしょうか?
Q 2-9. これからの生活について、相談する場所はありますか?
Q 2-10. 治療法がなく、緩和ケアの話をされたのですが、どうすればよいのでしょうか?
Q 2-11. 心のつらさについて相談したいのですが、どうすればよいのでしょうか?
Q 2-12. 家族に病気のことを伝えたいのですが、どうすればよいのかわかりません。
Q 2-13. 食道がんの患者さんの経験を聞いてみたいのですが、どうすればよいのでしょうか?
3章 食道がんの治療について
3-A. 食道がん治療のおおまかな流れについて
Q 3-1. 食道がんの進行度はどのように決めているのでしょうか?
Q 3-2. 食道がんの治療はどのように決めているのでしょうか?
Q 3-3. 高齢者や状態の悪い患者さんの治療はどのように決めているのでしょうか?
Q 3-4. がんの再発と診断されました。どうすればよいのでしょうか?
3-B. 内視鏡治療
Q 3-5. 内視鏡治療の流れを教えてください。
Q 3-6. 内視鏡治療の種類にはどのようなものがありますか?
Q 3-7. 内視鏡治療をする場合の入院期間、合併症、費用などを教えてください。
Q 3-8. 内視鏡治療後の日常生活、通院などについて教えてください。
3-C. 外科手術
Q 3-9. 外科手術の流れを教えてください。
Q 3-10. 手術は症例数の多い病院で受ける方がよいのでしょうか?
Q 3-11. 手術の種類にはどのようなものがありますか?
Q 3-12. 手術をする場合の入院期間、合併症、費用などを教えてください。
Q 3-13. 手術前と手術後のリハビリについて教えてください。
Q 3-14. 手術後の日常生活、通院などについて教えてください。
Q 3-15. 声帯も取る必要があるといわれましたが、どうすればよいのでしょうか?
Q 3-16. ダンピング症候群とは何ですか?またどのように対応すればよいのでしょうか?
Q 3-17. 手術前と手術後の食事はどのように工夫すればよいのでしょうか?
3-D. 放射線治療
Q 3-18. 放射線治療の流れを教えてください。
Q 3-19. 放射線治療の種類にはどのようなものがありますか?
Q 3-20. 放射線治療をする場合の入院期間、合併症、費用などを教えてください。
Q 3-21. 放射線治療後の日常生活、通院などについて教えてください。
3-E. 薬物療法
Q 3-22. 薬物療法による治療の流れを教えてください。
Q 3-23. 薬物療法の種類にはどのようなものがありますか?
Q 3-24. 根治手術で治すことができる食道がんと診断された場合の薬物療法について教えてください。
Q 3-25. 根治手術で治すことができない食道がんと診断された場合の薬物療法について教えてください。
Q 3-26. 薬物療法中の日常生活、通院などについて教えてください。
4章 症状をとるための治療
Q 4-1. 痛みがあってつらいです。どうすればよいのでしょうか?
Q 4-2. 口から食事が入りづらくて困っています。何かいい方法はありますか?
Q 4-3. 食道ステントとはどのような治療ですか?
Q 4-4. 薬物療法の副作用の症状への対処法を教えてください。
Q 4-5. が んによって起こる痛み以外の症状への対処法を教えてください。
5章 治療を行った後のことについて
Q 5-1. 家族はどのように支えていけばよいのでしょうか?
Q 5-2. 内視鏡治療が終わりました。もう病院に行かなくてよいのでしょうか?
Q 5-3. 外科手術が終わりましたが、この後の検査はどうすればよいのでしょうか?
Q 5-4. 放射線治療、化学放射線療法が終わりましたが、何に気を付けて生活したらよいのでしょうか?
用語解説
食道がん患者・家族のためのチェックリスト
いざというときのお役立ちリンク
索引
執筆者一覧
本書の利用にあたって
概論 食道がんに対する治療法の概要
食道癌診療ガイドラインに基づいた進行度別の治療選択の流れ(アルゴリズム)
早期・表在食道がんの治療選択の流れ
切除可能進行食道がんの治療選択の流れ
切除不能進行食道がんの治療選択の流れ
1章 食道がん診断の進め方
Q 1-1. 食道はどのような臓器なのでしょうか?また、食道がんはどのような病気なのでしょうか?
Q 1-2. 食道がんの頻度はどのくらいですか?種類はありますか?また原因はあるのでしょうか?
Q 1-3. 食道がんになるとどんな症状が現れますか?
Q 1-4. 食道がんかどうか、また進み具合を調べるための検査はどのようなものがありますか?
Q 1-5. 食道がんの検査は安全ですか?
Q 1-6. 検査の結果、「経過観察」といわれましたがどうすればよいのでしょうか?
Q 1-7. 血液・尿検査だけで食道がんはわかりますか?
Q 1-8. がんゲノム検査、がん遺伝子パネル検査とはどのような検査ですか?
2章 食道がんと診断されたときに知ってほしいこと
Q 2-1. 食道がんといわれました。医師に何を聞けばよいのか、何を伝えればよいのかわかりません。
Q 2-2. どうやって病院を選んだらよいかわかりません。
Q 2-3. インフォームド・コンセントとは何ですか?
Q 2-4. 担当の先生と話し合うとき、準備しておくことはありますか?
Q 2-5. セカンドオピニオンを切り出しても先生に嫌われませんか?
Q 2-6. 治療費が心配です。どこに相談すればよいのでしょうか?
Q 2-7. 信頼できる情報を入手するには、どうすればよいのでしょうか?
Q 2-8. 喫煙や飲酒、また食事については、どうすればよいのでしょうか?
Q 2-9. これからの生活について、相談する場所はありますか?
Q 2-10. 治療法がなく、緩和ケアの話をされたのですが、どうすればよいのでしょうか?
Q 2-11. 心のつらさについて相談したいのですが、どうすればよいのでしょうか?
Q 2-12. 家族に病気のことを伝えたいのですが、どうすればよいのかわかりません。
Q 2-13. 食道がんの患者さんの経験を聞いてみたいのですが、どうすればよいのでしょうか?
3章 食道がんの治療について
3-A. 食道がん治療のおおまかな流れについて
Q 3-1. 食道がんの進行度はどのように決めているのでしょうか?
Q 3-2. 食道がんの治療はどのように決めているのでしょうか?
Q 3-3. 高齢者や状態の悪い患者さんの治療はどのように決めているのでしょうか?
Q 3-4. がんの再発と診断されました。どうすればよいのでしょうか?
3-B. 内視鏡治療
Q 3-5. 内視鏡治療の流れを教えてください。
Q 3-6. 内視鏡治療の種類にはどのようなものがありますか?
Q 3-7. 内視鏡治療をする場合の入院期間、合併症、費用などを教えてください。
Q 3-8. 内視鏡治療後の日常生活、通院などについて教えてください。
3-C. 外科手術
Q 3-9. 外科手術の流れを教えてください。
Q 3-10. 手術は症例数の多い病院で受ける方がよいのでしょうか?
Q 3-11. 手術の種類にはどのようなものがありますか?
Q 3-12. 手術をする場合の入院期間、合併症、費用などを教えてください。
Q 3-13. 手術前と手術後のリハビリについて教えてください。
Q 3-14. 手術後の日常生活、通院などについて教えてください。
Q 3-15. 声帯も取る必要があるといわれましたが、どうすればよいのでしょうか?
Q 3-16. ダンピング症候群とは何ですか?またどのように対応すればよいのでしょうか?
Q 3-17. 手術前と手術後の食事はどのように工夫すればよいのでしょうか?
3-D. 放射線治療
Q 3-18. 放射線治療の流れを教えてください。
Q 3-19. 放射線治療の種類にはどのようなものがありますか?
Q 3-20. 放射線治療をする場合の入院期間、合併症、費用などを教えてください。
Q 3-21. 放射線治療後の日常生活、通院などについて教えてください。
3-E. 薬物療法
Q 3-22. 薬物療法による治療の流れを教えてください。
Q 3-23. 薬物療法の種類にはどのようなものがありますか?
Q 3-24. 根治手術で治すことができる食道がんと診断された場合の薬物療法について教えてください。
Q 3-25. 根治手術で治すことができない食道がんと診断された場合の薬物療法について教えてください。
Q 3-26. 薬物療法中の日常生活、通院などについて教えてください。
4章 症状をとるための治療
Q 4-1. 痛みがあってつらいです。どうすればよいのでしょうか?
Q 4-2. 口から食事が入りづらくて困っています。何かいい方法はありますか?
Q 4-3. 食道ステントとはどのような治療ですか?
Q 4-4. 薬物療法の副作用の症状への対処法を教えてください。
Q 4-5. が んによって起こる痛み以外の症状への対処法を教えてください。
5章 治療を行った後のことについて
Q 5-1. 家族はどのように支えていけばよいのでしょうか?
Q 5-2. 内視鏡治療が終わりました。もう病院に行かなくてよいのでしょうか?
Q 5-3. 外科手術が終わりましたが、この後の検査はどうすればよいのでしょうか?
Q 5-4. 放射線治療、化学放射線療法が終わりましたが、何に気を付けて生活したらよいのでしょうか?
用語解説
食道がん患者・家族のためのチェックリスト
いざというときのお役立ちリンク
索引
執筆者一覧
『患者さんとご家族のための食道がん診療の手引き』とは?
「食道がん」という言葉を聞いたことがある方は多いかもしれませんが、実際にどのような病気なのか、どのように治療するのか、そして治療後にどんな生活を送ればよいのかについて、具体的に知っている方は少ないのではないでしょうか。病気に関する知識は、普段の生活では必要とされる場面は少なく、意識する機会も限られています。しかし、病気はまるで自然災害のように、ある日突然訪れ、症状や不安に直面することになります。
現在のがん治療は非常に複雑であり、限られた時間の中で専門的な説明を理解しながら治療方針を決めていくことは、患者さんや家族にとって大きな負担となることもあります。自然災害に備えるために知識や訓練を身につけておくと落ち着いて行動できるように、病気についてもあらかじめ正しい知識を持っておくことで、冷静に判断しやすくなります。食道がんの治療には、診療ガイドライン(『食道癌診療ガイドライン2022年版』日本食道学会編、金原出版)に基づく標準的な方法が存在しますが、それらは専門家向けに書かれているため、患者さんやご家族には難解に感じられることが少なくありません。
この手引きでは、そうした疑問に応えるべく、日本食道学会監修のもと、診療ガイドラインに基づいた標準的な診療内容を、患者さんとご家族にも理解しやすい形で解説しています。また、診療ガイドラインに載っていないものの、患者さんにとって知っておくと役立つ情報も盛り込んでいます。
これは日本食道学会として初めての取り組みです。この手引きが、患者さんが納得のいく治療を選択し、生活の質を保ちながら治療に臨むための一助となることを、心から願っています。
【この本の使い方】
この本は、診断、治療、経過観察などについて、5つの章に分かれています。すべてを一度に読む必要はありません。まずは、ご自身に関係のある部分からお読みいただければと思います。なかでも第2章は、ぜひすべての方に目を通していただきたい内容です。患者会の皆さんが実際に経験した困難をもとに、がん治療に関する情報だけでなく、治療費のことや心のケアについても取り上げており、診療ガイドラインには載っていない実用的な内容が含まれています。
内容についてお気づきの点や、もっと知りたいことがありましたら、ぜひ日本食道学会または金原出版のホームページからご意見をお寄せください。皆さまの声は、よりよい手引きをつくるための大切なヒントになります。
日本食道学会患者向け診療の手引きワーキンググループ長
加藤 健
「食道がん」という言葉を聞いたことがある方は多いかもしれませんが、実際にどのような病気なのか、どのように治療するのか、そして治療後にどんな生活を送ればよいのかについて、具体的に知っている方は少ないのではないでしょうか。病気に関する知識は、普段の生活では必要とされる場面は少なく、意識する機会も限られています。しかし、病気はまるで自然災害のように、ある日突然訪れ、症状や不安に直面することになります。
現在のがん治療は非常に複雑であり、限られた時間の中で専門的な説明を理解しながら治療方針を決めていくことは、患者さんや家族にとって大きな負担となることもあります。自然災害に備えるために知識や訓練を身につけておくと落ち着いて行動できるように、病気についてもあらかじめ正しい知識を持っておくことで、冷静に判断しやすくなります。食道がんの治療には、診療ガイドライン(『食道癌診療ガイドライン2022年版』日本食道学会編、金原出版)に基づく標準的な方法が存在しますが、それらは専門家向けに書かれているため、患者さんやご家族には難解に感じられることが少なくありません。
この手引きでは、そうした疑問に応えるべく、日本食道学会監修のもと、診療ガイドラインに基づいた標準的な診療内容を、患者さんとご家族にも理解しやすい形で解説しています。また、診療ガイドラインに載っていないものの、患者さんにとって知っておくと役立つ情報も盛り込んでいます。
これは日本食道学会として初めての取り組みです。この手引きが、患者さんが納得のいく治療を選択し、生活の質を保ちながら治療に臨むための一助となることを、心から願っています。
【この本の使い方】
この本は、診断、治療、経過観察などについて、5つの章に分かれています。すべてを一度に読む必要はありません。まずは、ご自身に関係のある部分からお読みいただければと思います。なかでも第2章は、ぜひすべての方に目を通していただきたい内容です。患者会の皆さんが実際に経験した困難をもとに、がん治療に関する情報だけでなく、治療費のことや心のケアについても取り上げており、診療ガイドラインには載っていない実用的な内容が含まれています。
内容についてお気づきの点や、もっと知りたいことがありましたら、ぜひ日本食道学会または金原出版のホームページからご意見をお寄せください。皆さまの声は、よりよい手引きをつくるための大切なヒントになります。
日本食道学会患者向け診療の手引きワーキンググループ長
加藤 健
