日本消化器病学会専門医資格認定試験問題・解答と解説 第10集

消化器病専門医による,消化器病専門医になるための過去問集

編 集 日本消化器病学会
定 価 4,620円
(4,200円+税)
発行日 2026/07/01
ISBN 978-4-307-10227-8

B5判・104頁

在庫状況 なし

日本消化器病学会の専門医試験問題とその解説を55問収載。同会の専門医資格取得を目指す医師の受験勉強をサポートします。
本書は1998年に『日本消化器病学会認定医資格認定試験問題・解答と解説 第1集』として刊行されて以来、2003年から『日本消化器病学会専門医資格認定試験問題・解答と解説 第3集』と改称し、今回『第10集』が刊行されました。
バックナンバーでさらに問題演習を積み重ねることもオススメです。
A.食道  問題 1〜問題 4
B.胃   問題 5〜問題14
C.腸   問題15〜問題30
D.肝   問題31〜問題38
E.胆   問題39
F.膵   問題40〜問題44
G.その他 問題45〜問題55
解答用紙・解答一覧
 一般財団法人日本消化器病学会では、日本の消化器病診療をリードしていく学会認定の資格として「消化器病専門医」制度を施行しており、現在、年間約800名の「消化器病専門医」が誕生しています。資格試験は既に35回を迎え、多くの「消化器病専門医」がその高い専門的技術のもと、消化器病診療を支えています。
 「消化器病専門医」は、「内科あるいは外科専門医の見識を基本として、さらに消化器領域の疾患と病態を系統的に理解し、高い専門性をもった医療を提供して市民の健康に貢献する。内科の中で最も受診する機会が多い診療科の1 つであり、活動は多岐にわたるが、消化器診療に関連する新しい医学、医療を学ぶ姿勢を持ち、チーム医療ならびに病診・病病などの連携医療、予防医療を過不足なく遂行する使命がある。」と定義されており、日本消化器病学会は専門医制度を設けて、消化器病診療を専門とする優れた「消化器病専門医」を養成して消化器病医療の向上を図り、国民の福祉に貢献することを学会活動の柱の一つに掲げています。
 そのための消化器病専門医資格認定試験はきわめて大切であり、その試験問題は、経験豊富かつ選ばれた、多くの「消化器病専門医」によって作成され、さらに別の「消化器病専門医」によって評価され、校正されています。本書は、専門医試験に出題された問題の中から特に理解しておくべきものを専門医試験問題選定委員会委員の先生方に選定していただき、問題作成にかかわった先生方に解答と解説をご執筆いただいて作成されました。本書は、ひとりでも多くの優れた「消化器病専門医」を育成したいと願う、委員の先生方の熱意の結晶であり、ここに第10 集が発刊されることとなりました。
 専門医制度は日本専門医機構に認定された基本領域の専門医制度が確立し、消化器病領域は、その上のサブスペシャルティ領域として、現在、制度設計が行われています。「消化器病専門医」は、これまで広く受け入れられてきた専門医による消化器病診療を継承し、さらに発展させる資格制度となるように、内科および外科の基本領域におけるサブスペシャルティ領域の専門医資格として、日本専門医機構と折衝しているところです。現在は学会認定の資格ですが、資格取得することにより、将来機構認定に移行した後も内科、外科を問わず、現在の専門医としてのベネフィットは継続することが可能であり、ぜひ多くの先生方に早期の資格取得ならびに消化器病領域の発展に寄与していただきたく存じます。
 本書が、「消化器病専門医」資格取得の動機となり、そして資格取得の一助となれば幸いです。また、既に「消化器病専門医」を取得された先生方におかれましても、ぜひ本書をご一読いただくことで、最新の情報を読みとっていただき、若手医師の教育にご活用いただくことができましたら幸いに存じます。

2026年7月
日本消化器病学会専門医制度審議委員会
担当理事 日浅 陽一