全身がわかる 超音波検査のチェックポイント 実践に役立つ検査のコツ

一冊で身体全領域を網羅、豊富なイラストを駆使した超音波検査士による実践書!!

編 著 岩下 淨明
執 筆 岩下 淨明 / 上條 敏夫 / 高須賀 康宣 / 竹内 浩司
武山 茂
中島 哲
水島 美津子
峰岸 正明
山口 秀樹
定 価 8,360円
(7,600円+税)
発行日 2008/06/22
ISBN 978-4-307-07080-5

B5判・304頁

在庫状況 あり

■特色

1. 超音波検査が可能かつ必要とされるあらゆる臓器に及んでいる。一冊ですべての臓器を網羅している書は他に類を見ない。

2. 各臓器における計測,ドプラ法,造影エコー法等を解説するとともに疾患ごとに実践的な超音波検査のコツとチェックポイントを豊富な図解により解りやすく説明した。

3. さらに,頭蓋内超音波検査等を追加し,全身の超音波検査の要点をこの一冊で理解できるようにした。

4. 原稿の段階から何度も編集会議を開き,読者の立場に立って内容の充実を図ってきたので,技師だけでなく医師にも大変役立つ。



■本書の構成

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1. 基本撮影法
2. 各臓器における計測部位、計測方法および計測値
3. 肝
4. 脾・門脈
5. 胆道
6. 膵
7. 腎
8. 副腎
9. 消化管
10. 骨盤腔内臓器
11. 乳腺
12. 頸部
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13. 心臓
14. 頸動脈
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15. 頭蓋内血管
16. 下肢動脈・下肢静脈
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17. その他領域
■1 基本撮像法
 1. 各種撮像法
  1-1 Fundamental Imaging
  1-2 Tissue Harmonic Imaging
  1-3 カラードプラ法を用いた撮影法
 2. 腹部領域におけるドプラ法の使用
  2-1 肝におけるドプラ法
  2-2 胆嚢・胆道系におけるドプラ法
  2-3 膵におけるドプラ法
  2-4 腎におけるドプラ法
 3. 超音波造影剤を用いた撮像法
  3-1 レボビスト®
  3-2 ソナゾイド®
 4. エラストグラフィ (Real-time Tissue Elastgraphy®)
 5. RVS (Real-time Virtual Sonography®)

■2 各臓器における計測部位,計測方法および計測値
 1. 肝
 2. 胆嚢・総胆管
 3. 膵
 4. 腎
 5. 脾
 6. 甲状腺

■3 肝
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
  2-1 び慢性疾患のチェックポイント
  2-2 占拠性(腫瘤性)病変のチェックポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 び慢性疾患
  3-2 占拠性(腫瘤性)病変

■4 脾・門脈
 1. アプローチ
  1-1 脾
  1-2 門脈
 2. 診断のポイント
  2-1 脾病変のチェックポイント
  2-2 門脈病変のチェックポイント
 3. 代表疾患の所見と読み方
  3-1 脾病変
  3-2 門脈病変

■5 胆道
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
  2-1 胆嚢の形態変化と疾患
  2-2 胆道系のチェックポイント
 3. 代表疾患の所見と読み方
  3-1 胆嚢
  3-2 胆管

■6 膵
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
  2-1 膵実質のチェックポイント
  2-2 腫瘍性病変のチェックポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 膵炎
  3-2 嚢胞性病変
  3-3 腫瘍性病変

■7 腎
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 正常変異
  3-2 腎結石と弓状動脈との鑑別
  3-3 腎動脈瘤
  3-4 腎嚢胞
  3-5 腎不全
  3-6 腫瘍性病変
  3-7 その他の腎疾患

■8 副腎
 1. アプローチ
  1-1 走査方法
 2. 診断のポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 腺腫
  3-2 骨髄脂肪腫
  3-3 転移性副腎腫瘍

■9 消化管
 1. アプローチ
  1-1 胃充満法
  1-2 体位変換
 2. 正常胃壁層構造
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 胃病変
  3-2 腸病変

■10 骨盤腔内臓器
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 膀胱
  3-2 尿管
  3-3 前立腺
  3-4 子宮・卵管
  3-5 卵巣の代表的疾患と超音波像
  3-6 その他の産婦人科疾患と超音波像

■11乳腺
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
  2-1 乳腺領域におけるチェックポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 乳腺症
  3-2 乳腺腫瘤

■12 頸部
I. 甲状腺
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
  2-1 甲状腺領域におけるチェックポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 び慢性疾患
  3-2 腫瘤性疾患
II. 上皮小体
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
 3. 代表疾患と所見のポイント
III. 唾液腺
 1. アプローチ
  1-1 耳下腺
  1-2 顎下腺
  1-3 舌下線
 2. 代表疾患と所見の読み方

■13 心臓
I. 評価法・心機能
 1. 評価法
 2. 心機能
II. 虚血性心疾患
 1. 病態
 2. 心筋虚血の進行過程
 3. 冠動脈支配領域と左室分画
 4. 左室壁運動の評価法
 5. 左室壁運動異常の重症度
 6. 代表疾患と所見の読み方
 7. 気絶心筋と冬眠心筋
III. 弁膜症
A. 僧帽弁逆流
 1. 成因
 2. 診断のポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
 4. 機能性僧帽弁逆流
 5. 重症度評価
B. 大動脈弁逆流
 1. 成因
 2. 診断のポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
 4. 重症度評価
C. 僧帽弁狭窄症
 1. 成因
 2. 診断のポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
 4. 重症度評価
D. 大動脈弁狭窄症
 1. 成因
 2. 診断のポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
 4. 重症度評価
IV. 心筋症
A. 肥大型心筋症
 1. 心筋症の定義と分類
 2. 病態
 3. 分類
 4. 症状および検査所見
 5. 代表疾患と所見の読み方
 6. 拡張相肥大型心筋症
B. 拡張型心筋症
 1. 病態
 2. 症状および検査所見
 3. 代表疾患と所見の読み方
 4. 鑑別診断
 5. 心臓再同期療法
V. 心膜疾患 −心膜液貯留
 1. 心膜の構造
 2. 心膜液貯留の原因
 3. 心膜液の貯留量
 4. 鑑別診断
 5. 心タンポナーデ
VI. 成人で遭遇する先天性心疾患
A. 心房中隔欠損症
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
 3. 心房中隔欠損症の分類
 4. 血行動態
 5. 代表疾患と所見の読み方
B. 心室中隔欠損症
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
 3. 心室中隔欠損症の分類
 4. 血行動態
 5. 代表疾患と所見の読み方
C. 動脈管開存症
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
 3. 動脈管開存症の形態
 4. 血行動態
 5. 代表疾患と所見の読み方
VII. 肺高血圧症
 1. 肺高血圧症の診断基準
 2. 症状および検査所見
 3. 肺高血圧症の種類
 4. 代表疾患と所見の読み方
 5. ドプラ法による評価

■14 頸動脈
 1. アプローチ
  1-1 解剖
  1-2 検査方法
  1-3 画像表示方法
  1-4 適応疾患と基準値
 2. 診断のポイント
  2-1 血管径
  2-2 内中膜複合体厚
  2-3 プラーク
  2-4 狭窄率
  2-5 血流速度
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 高安動脈炎(大動脈炎症候群)
  3-2 大動脈解離
  3-3 鎖骨下動脈盗血症候群

■15 頭蓋内血管
 1. アプローチ
  1-1 検査体位と描出部位
  1-2 音響窓
  1-3 側頭骨窓からの描出
  1-4 大後頭孔窓からの描出

■16 下肢動脈・下肢静脈
I. 下肢動脈
 1. アプローチ
  1-1 検査体位と検査部位
  1-2 検査方法
  1-3 正常血流速度と血流波形
 2. 診断のポイント
 3. 閉塞性動脈硬化症(ASO)の観察法
II. 下肢静脈
 1. アプローチ
  1-1 検査部位
  1-2 検査部位と下腿の深部静脈
  1-3 探触子の選択
 2. 診断のポイント
 2-1 血管圧迫法と血栓の評価法
 2-2 静脈血栓の経時的変化
 2-3 カラードプラ法の応用
 2-4 ヒラメ静脈の重要性
 
■17 その他領域
I. 鼠径部ヘルニア
 1. 基本走査法
 2. チェックポイント
 3. 超音波所見
II. 陰嚢内容
 1. 基本走査法
 2. チェックポイントと疾患
 3. 左右差の観察
III. 腹部大動脈瘤
 1. 代表疾患とチェックポイント
  1-1 真性大動脈瘤
  1-2 大動脈解離
IV. 皮下軟部組織
 1. アプローチ
 2. 診断のポイント
 3. 代表疾患と所見の読み方
  3-1 粉瘤
  3-2 脂肪腫
  3-3 石灰化上皮腫
  3-4 ガングリオン
  3-5 リンパ管腫
  3-6 ベーカー嚢胞

■付図
1.門脈の走行と肝区域
2.肝静脈の走行と肝区域
3.腹腔内のecho-free space(腹水)
4.心膜腔・胸膜腔のecho-free space(心嚢水・胸水)
5.胃周囲の郭清用リンパ節
6.超音波像におけるリンパ節部位