最新 胃X線検査技術 基礎と実際

市川 平三郎
松江 寛人
定 価 7,700円
(7,000円+税)
発行日 2000/03/06
ISBN 978-4-307-07057-7

B5判・376頁・図数:275枚

在庫状況 あり

日本消化器集団検診学会・関東甲信越地方会の有志が技師を対象
にして年1回の消化管撮影技術研修会をはじめてから既に25年にな
る。
本書は、この研修会で講師として熱弁をふるった方々が中心とな
って執筆・編集されたものである。撮影方法はもちろんのこと、装
置・造影剤などから、撮影に役立つ基本的な読影・病理・解剖、さ
らには検診の効果に至る広い分野を網羅した、今までに類を見ない
ほど内容の豊富なものとなった。
放射線技師はもちろんのこと、この分野に関心をもつ開業医、い
ままで胃を扱ったことのない医師や学生にも、とっつきやすい入門
書としても適当な集大成となっている。


胃とその周辺臓器の画像解剖
胃疾患の病理
撮影技術
消化管造影検査への取り組み/上部消化管造影検査の足跡/撮影技術総論/撮影技術
各論-1[上部消化管造影]/撮影技術各論-2[特殊な撮影]/撮影技術各論-3[撮影
に際しての問題点]/撮影技術各論-4[高濃度バリウムによる胃集検間接造影法]
バリウム造影剤、発泡剤、消泡剤
胃X線読影の基本
内視鏡検査の現状―X線検査との関係からみた―
記録系
画像評価
胃がん検診の効果評価
X線装置と精度管理
IIDRの基礎と臨床評価
画質の基礎知識