細胞診ガイドライン1 婦人科・泌尿器 2015年版 外陰/腟/子宮頸部/子宮体部/卵巣/泌尿器

全身26領域の細胞診を全5巻にまとめた学会初のガイドライン

編 集 日本臨床細胞学会
定 価 6,050円
(5,500円+税)
発行日 2015/03/31
ISBN 978-4-307-05043-2

B5判・240頁・図数:278枚

在庫状況 あり

全身26領域の細胞診を全5巻にまとめた学会初のガイドライン。本書には、全領域共通の「細胞標本作製法」のほか、「外陰・腟・子宮頸部」「子宮体部」「卵巣」「泌尿器」を収載。各臓器の特異性に配慮し、臓器ごとに、検体採取法などの基礎的知識から最新の分子病理学的知見までを、多数の細胞像カラー図譜を用いて解説。近年、急速に進歩する細胞診の知識を整理し、現在のスタンダードを理解するために必携の一冊。
■細胞標本作製法
A.塗抹固定法
B.染色法

■外陰・腟・子宮頸部
総論
 A.頸部細胞診の基本
 B.性器感染症の診断
 C.報告様式
各論
 A.外陰腫瘍
 B.腟腫瘍
 C.性器悪性黒色腫
 D.子宮頸部の生理的変化および良性変化
 E.子宮頸部腫瘍性病変
 F.その他の腫瘍
 G.子宮頸部細胞診のバイオマ−カ−
図譜

■子宮体部
総論
 A.臨床的背景
 B.月経周期と内膜変化
 C.内膜細胞診の基本
 D.報告様式
各論
 A.正常内膜
 B.ホルモン不均衡内膜および細胞質変化(化生)
 C.子宮内膜増殖症
 D.類内膜腺癌
 E.特殊型(漿液性腺癌、肉腫など)
 F.内膜細胞診の応用
 G.まとめ
図譜

■卵 巣
総論
 A.正常卵巣、月経周期と卵巣の変化
 B.肉眼観察と採取部位
 C.卵巣細胞診の基本
 D.報告様式
 E.卵巣腫瘍細胞診への応用
各論
 A.表層上皮性・間質性腫瘍
 B.性索間質性腫瘍
 C.胚細胞腫瘍
 D.その他の腫瘍、腫瘍様病変
 E.腫瘍様病変(子宮内膜症性嚢胞)
 F.二次性腫瘍(転移性腫瘍)
 G.腹膜腫瘍
図譜

■泌尿器
総論
 A.尿路の解剖・病理
 B.細胞診の基本
 C.細胞の見方と判定法
 D.スクリ−ニングの実際
 E.報告様式
 F.尿細胞診の精度管理
 G.免疫染色
 H.FISH法
 I.臨床学的事項
各論
 A.腎腫瘍
 B.尿路の良性・反応性病変
 C.尿路上皮癌
 D.その他の組織型
 E.ウイルス感染細胞(viral infected cells)
 F.尿路上皮性腫瘍の治療効果と経過観察
 G.前立腺癌
 H.精巣腫瘍
図譜