臨床放射線

日常診療のための放射線被曝の知識

59巻別冊(2014年12月)

企 画
定 価 4,320円
(本体4,000円+税)
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1生活のなかの放射線
1.放射線の電離作用と被曝
2.人体を構成する元素と放射線、宇宙線と大地のバックグラウンド
3.内部被曝と健康
4.生物進化と放射線
5.X 線・ガンマ線発見と放射線被曝
■まとめとキーワード
2放射線被曝についての物理・化学の知識
1.電磁波
2.光子と物質の相互作用
3.中性子
4.粒子線
5.線エネルギー付与 LET:linear energy transfer
6.単位
3被曝の理解に必要な生物学
1.癌化のプロセス
2.放射線による細胞損傷の作用機序
3.放射線によるDNA 障害の機序
4.DNA 修復
5.細胞死とアポトーシス
6.生物(学的)効果比(RBE)と線質係数
7.放射線の効果を修飾する因子
8.低線量・低線量率の領域のリスクに対するICRP の見解
4高線量被曝による発癌と遺伝的影響
1.放射線発癌の歴史
2.癌誘発実験
3.コホート研究
4.原爆被爆者のコホート研究の結果
5.遺伝的影響
5低線量被曝とその影響
1.普通の日本人が浴びる放射線
2.自然放射線の高い地域と疫学調査
3.その他の被曝報告
4.低線量の基礎研究
5.線量−発癌モデル(低線量域の発癌性の推測)−
6.その他の危険因子
6放射線死と災害医療
1.浴びる放射線量と致死率
2.組織における放射線感受性の相違
3.急性放射線症 acute radiation syndrome(ARS)
4.高線量全身被曝の主要臓器の病理学
5.ARS への対応−東海村臨界事故−
6.内部被曝と災害医療
■まとめ
7組織・臓器に対する身体的影響
1.基本的考え方
2.胎内被曝の影響
3.生殖腺の障害
4.白内障
5.皮膚
6.血液骨髄症候群
■まとめ
8画像診断領域における医療被曝と患者の放射線防護
1.医療被曝とは
2.医療被曝の現状
3.医療被曝と放射線影響
4.医療被曝の放射線防護
9放射線治療における医療被曝
1.確定的影響
2.放射線治療と二次がん
3.放射線治療による事故被曝の報告例
■まとめ
10放射線防護学―ICRP の基本的な考え―
1.放射線防護に関する国際組織
2.ICRP の勧告の目的
3.有害な影響
4.有害な影響の考え方
5.放射線線量体系
6.放射線防護体系
11放射線管理の法体系
1.放射線に関する日本の法体系
2.線量限度
3.個人線量のモニタリング(外部被曝と内部被曝の管理)
4.健康診断
5.場の管理と濃度限度、管理区域
6.公衆の被曝と管理
7.放射線取扱主任者
■まとめ
12福島原発事故とチェルノブイリ原発事故の健康被害
1.原子力エネルギー
2.チェルノブイリ原発事故の放射線被害
3.JCO 東海村臨界事故の放射線被害
4.福島原発による地域汚染と予想される健康被害
13一般人への被曝の影響に関する説明
1.被曝の科学
2.放射線とは
3.シーベルト(Sv)とは
4.大量に浴びるとどうなるのか(高線量被曝による急性放射線死)
5.直接死ななくても後で影響が出る(高線量被曝の確率的影響)
6.少しの被曝なら大丈夫なのか(低線量被曝の実態と確率的影響)
7.癌以外の身体的影響は(確定的影響)
8.胎児への影響
9.ICRP の基本的な考え(なぜ、1mSv なのか)
10.医療による被曝は影響がないのか(医療被曝)
11.放射線管理学(職業被曝)
12.原発事故の恐ろしさ
13.世の中は危険なものでいっぱい(他の危険因子)
■まとめ
索 引