がん情報サービス―がんについて知りたいと思ったら,はじめにみるべきサイト(1/2)

2025年10月10日 | 学術団体・研究機関

「がん情報サービス」は,国立研究開発法人国立がん研究センターが公平性・中立性・バランスを担保する体制を整えて作成している情報サイトです。「がん情報サービス」について2回に分けてご紹介します(第1回)。

 「がん情報サービス」はがん患者さんやご家族が安心して利用できるように,掲載されている情報は外部の専門家やがん患者さんによる評価を経たうえで提供されています。がんについて玉石混交,様々な情報があふれている今,「がんについて知りたい」と思ったら,はじめにみるべきサイトといえます。「がん情報サービス」には,患者さんやご家族,一般の方が「がんについて知りたい」と思った時に役立つ機能を多く備えていますが,今回はその中から「病名から探す」「治療と生活」「制度やサービス」についてご紹介します。

 情報を知りたい病名がわかっている場合は,「病名から探す」機能を使ってそれぞれの癌(がん),悪性腫瘍(あくせいしゅよう)の症状や検査法,治療法を調べることができます。医学用語には,病名を含めてあまりなじみのない言葉が多くありますが,用語集も備えられていて利用者の理解を助けてくれます。

※以下のリンクをクリックすると「がん情報サービス」の該当ページに移動します。

病名から探す:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

診断と治療

 「治療と生活」の中にある「診断と治療」では,がん診療において行われる検査法や治療法が解説されています。それぞれの治療法の原理や特徴,合併症,副作用が説明されていて,医師と治療方針について話す際の助けになるはずです。

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診断と治療:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

症状を知る/生活の工夫

 「治療と生活」の中にある「症状を知る/生活の工夫」では,「治療中は仕事はどうしたらいいの?」や「感染症対策はどうしたらいいの?」など,がん療養中に気になる・知りたい疑問に応えてくれるコンテンツが用意されています。

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症状を知る/生活の工夫:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

がんとお金

 がんになったらどのくらいお金がかかるのでしょうか? そして,どのような金銭的支援が受けられるのでしょうか?すぐに全てを答えられる人は多くないのではないでしょうか。「がんとお金」では,医療費の負担を軽減する公的制度や助成について相談窓口とともにまとめられています。

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がんとお金:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

地域のがん情報

 「地域のがん情報」では,各都道府県が運営しているがん対策のポータルサイトと患者さん向けの冊子へのリンクがまとめて掲載されています。各都道府県では,地域の特性にあったがん対策や支援(助成)が行われていますので,一度ご自身がお住まいの都道府県の情報を確認することをお勧めします。

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地域のがん情報:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

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