創傷・熱傷ガイドライン

創傷・熱傷診療における科学的根拠に基づく待望のガイドライン完成!

編 集 日本皮膚科学会 創傷・熱傷ガイドライン策定委員会
定 価 4,104円
(3,800円+税)
発行日 2012/07/03
ISBN 978-4-307-40050-3

B5判・296頁・図数:10枚・カラー図数:8枚

在庫状況 あり

創傷・熱傷の診療で科学的根拠に基づかない診療が横行し、混乱を生じている。そこで日本皮膚科学会創傷・熱傷ガイドライン策定委員会が患者さんや医療者、そして社会に貢献すべく、治療を中心としたガイドラインを策定。創傷一般の章で治療の基本的考え方を示し、創傷が生じるものの治療法が異なる、褥瘡、糖尿病性潰瘍・壊疽、膠原病・血管炎に伴う皮膚潰瘍、下腿潰瘍・下肢静脈瘤、熱傷に分けた疾患別診療ガイドラインを各委員会でまとめ、代表委員が検討・吟味し完成させた。
本ガイドラインについて
・創傷・熱傷ガイドラインの位置付け
・資金提供者,利益相反
・エビデンスの収集
・エビデンスレベルと推奨度決定基準
・公表前のレビュ−
・更新計画

第1章 創傷一般
・「創傷一般」の策定背景
・用語の定義
 CQ1 慢性皮膚創傷に対し,創傷治癒環境を整えるにはどのように対処すればよいのか?
 CQ2 慢性皮膚創傷の創傷治癒のためには洗浄をした方がよいのか?
 CQ3 慢性皮膚創傷に対して,創面をどのように消毒すればよいのか?
 CQ4 慢性皮膚創傷にはどのような外用薬を用いればよいのか?
 CQ5 ドレッシング材はどのように用いればよいのか?

第2章 褥瘡診療ガイドライン
・褥瘡診療ガイドライン策定の背景
・用語の定義
・予防・ケア・治療のコンセプトと診療アルゴリズム
・Clinical Question(CQ)のまとめ
 1.褥瘡かどうか
 2.予防,ケア,危険因子の評価
 3.急性期の褥瘡
 4.浅い褥瘡
 5.深い褥瘡
  1)TIMEコンセプトによりwound bed preparationを目指す
   T:壊死組織の除去
   I:感染の制御・除去
   M:湿潤環境の保持(滲出液の制御・除去)
   E:創辺縁の管理(ポケットの解消・除去)
  2)moist wound healingを目指す
 6.改善しているか
 7.他の治療法の選択

第3章 糖尿病性潰瘍・壊疽診療ガイドライン
・糖尿病性潰瘍・壊疽診療ガイドライン策定の背景
・用語の定義
・疾患の定義
・糖尿病における創傷治癒過程とその障害
・診断・治療に関する考え方
・診療のアルゴリズム
・Clinical Question(CQ)のまとめ
 1.糖尿病性潰瘍・壊疽の診断
 2.感染症合併コントロ−ル
 3.重症虚血・PAD
 4.神経障害・足変形
 5.潰瘍治療
  1)治療総論
  2)局所治療
  3)薬物療法
  4)全身状態のコントロ−ル
 6.他の治療法の選択,再発予防

第4章 膠原病・血管炎に伴う皮膚潰瘍診療ガイドライン
・膠原病・血管炎に伴う皮膚潰瘍診療ガイドライン策定の背景
・用語の定義
・Clinical Question(CQ)のまとめ
はじめに
 1.全身性強皮症(強皮症)に伴う皮膚潰瘍
  序論
  治療アルゴリズム
 2.全身性エリテマト−デス(SLE)・皮膚筋炎に伴う皮膚潰瘍
  序論
  治療アルゴリズム
 3.関節リウマチに伴う皮膚潰瘍
  序論
  治療アルゴリズム
 4.血管炎に伴う皮膚潰瘍
  序論
  治療アルゴリズム
 5.抗リン脂質抗体症候群に伴う皮膚潰瘍
  序論
  治療アルゴリズム

第5章 下腿潰瘍・下肢静脈瘤診療ガイドライン
・下腿潰瘍・下肢静脈瘤診療ガイドライン策定の背景
・用語の定義
  ・検査の説明
  ・治療法の説明
・ガイドラインと診療アルゴリズムの基本指針
・Clinical Question(CQ)のまとめ

第6章 熱傷診療ガイドライン
・熱傷診療ガイドライン策定の背景
・用語の定義
・診療アルゴリズム
・Clinical Question(CQ)のまとめ
 1.重症度判定
 2.全身管理:輸液療法
 3.全身管理:気道熱傷
 4.感染管理
 5.局所治療
  1)ドレッシング材
  2)外用薬

索引