脊椎脊髄病学

豊富な研究結果・症例により、脊椎脊髄疾患のすべてを解説!

著 者 岩崎 幹季
定 価 16,200円
(15,000円+税)
発行日 2010/04/20
ISBN 978-4-307-25146-4

B5判・408頁

在庫状況 なし

豊富な研究結果・症例に基づき解説。総論では患者が入院してきた際の対応から始まり、脊椎脊髄病に関する普遍的な要点を把握できるように工夫をこらした。各論では疾患毎の理解が深まるように構成。巻末には手術に役立つ解剖図が付いているので、脊椎脊髄病学の全てがこの一冊で理解できる。脊椎脊髄病学を専攻しようとしている整形外科専門医や臨床神経学に興味がある学生にも役立つ一冊。
序章
 −The Clinical Approach to the Patient
 −扶氏醫戒之略
 はじめに
 患者に接するときの留意点
 インフォームド・コンセント(IC:informed consent)
 脊椎・脊髄病における研修項目
 病棟主治医のDO’S & DONT’S

I.総論
 1.術前評価
  1-1.合併症チェック
  1-2.問診
  1-3.診察
  1-4.評価・検査
  1-5.一般的注意
  1-6.神経学的検査
  1-7.造影検査・ブロック注射
 付.公費負担医療制度に関して

 2.脊椎・脊髄疾患の局在診断
  2-1.高位診断
  2-2.横位診断

 3.術前準備
  3-1.合併症再確認
  3-2.貯血準備
  3-3.病歴整理
  3-4.手術準備

 4.術後管理
  4-1.術後疼痛管理
  4-2.術後感染予防
  4-3.術後全身管理
  4-4.術後神経症状のチェック
  4-5.術後血腫の処置
  4-6.術後髄液漏の処置
  4-7.胸腔ドレーンの管理
  4-8.halo vestの管理
  4-9.脊髄浮腫の予防・治療
  4-10.糖尿病患者の周術期管理
  4-11.術後せん妄への対応
  4-12.深部静脈血栓症、肺塞栓症の診断・治療

 5.退院・M&Mカンファレンス
  5-1.退院時にするべきこと
  5-2.退院サマリー
  5-3.退院後の経過観察
  5-4.M&Mカンファレンス

 6.術後感染症対策
  6-1.術後感染予防
  6-2.MRSA感染症
  6-3.褥創処置の基本

 7.痛み関連の症状に対する薬物治療
  7-1.NSAIDsの副作用
  7-2.癌性疼痛
  7-3.難治性疼痛

 8.神経内科的疾患概要
  8-1.運動ニューロン疾患
  8-2.家族性痙性対麻痺
  8-3.多発ニューロパチー
  8-4.多発性硬化症
  8-5.Parkinson病
  8-6.多発筋炎
  8-7.リウマチ性多発筋痛症
  8-8.進行性筋ジストロフィー
  8-9.周期性四肢麻痺
  8-10.神経痛性筋萎縮症
  8-11.急性横断性脊髄炎
  8-12.急性散在性脳脊髄炎
  8-13.脊髄サルコイドーシス
  8-14.脊髄梗塞
  8-15.脊髄出血
  8-16.亜急性連合性脊髄変性症
  8-17.HAM
  8-18.正常圧水頭症
  8-19.アレルギー性肉芽腫性血管炎
  8-20.めまいの鑑別診断
  8-21.延髄部病変の症候

 9.脊椎手術の基本と実際
  9-1.脊椎手術の基本
  9-2.脊椎前方アプローチ
  9-3.術式別の概要
  9-4.脊椎インストゥルメンテーション
  9-5.骨移植
  9-6.術式別の術後管理・術後安静度

 10.緊急手術と緊急再手術
  10-1.脊椎変性疾患に伴う緊急手術
  10-2.脊椎疾患に伴う緊急再手術

II.各論
 1.脊椎の発生と頭蓋頚椎移行部奇形
  1-1.脊椎の発生
  1-2.頭蓋頚椎移行部奇形
  1-3.ダウン症候群における頭蓋頚椎移行部異常
  1-4.特殊な疾患による上位頚椎病変

 2.頚椎後弯症
  2-1.定義・概念
  2-2.症状
  2-3.検査
  2-4.後弯変形の進行予測
  2-5.後弯変形の予防
  2-6.治療
  2-7.合併症と予後

 3.頚部脊髄症(頚髄症)
  3-1.疾患の概説
  3-2.病態
  3-3.診察
  3-4.診断
  3-5.保存療法
  3-6.手術療法
  3-7.頚部脊髄症の予後因子
  3-8.頚部脊髄症の客観的評価

 4.頚椎神経根症
  4-1.疾患の概説
  4-2.病態
  4-3.症状
  4-4.診断
  4-5.保存療法
  4-6.手術療法
  4-7.椎間板ヘルニアの退縮について

 5.頚椎後縦靱帯骨化症
  5-1.疾患の概説
  5-2.疫学
  5-3.症状
  5-4.診断
  5-5.治療
  5-6.手術合併症
  5-7.骨化進展
 付.びまん性特発性骨増殖症

 6.腰椎椎間板ヘルニア
  6-1.疾患の概説
  6-2.病態
  6-3.症状
  6-4.診察・診断
  6-5.治療選択
  6-6.一般的に選択される保存療法
  6-7.手術療法
  6-8.腰椎椎間板ヘルニアに対する手術療法と保存療法との比較検討
 付.くも膜嚢腫、髄膜嚢腫、仙骨嚢腫

 7.腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症
  7-A.腰部脊柱管狭窄症
  7-B.腰椎すべり症

 8.胸腰椎移行部神経障害
  8-1.疾患の概説
  8-2.高位診断
  8-3.治療

 9.脊椎・脊髄損傷
  9-1.治療の概説
  9-2.部位別各論
  9-3.麻痺に関して
  9-4.脊椎・脊髄損傷の診断
  9-5.脊椎・脊髄損傷の治療
  9-6.脊髄損傷患者における注意すべき合併症
  9-7.リハビリテーション
  9-8.外傷後脊柱変形
  9-9.外傷性脊髄空洞症
  9-10.Charcot spine
  9-11.非骨傷性脊髄損傷
  9-12.胸腰椎移行部の破裂骨折

 10.関節リウマチに伴う頚椎病変
  10-1.病態
  10-2.X線計測法
  10-3.自然経過
  10-4.症状
  10-5.画像検査
  10-6.治療
  10-7.治療成績
  10-8.合併症

 11.脊柱変形・側弯症
  11-A.総論
  11-B.特発性側弯症
  11-C.先天性側弯症・先天性後側弯症
  11-D.症候性側弯
  11-E.成人側弯症

 12.脊椎腫瘍
  12-1.原発性脊椎腫瘍
  12-2.原発性脊椎腫瘍各論
  12-3.転移性脊椎腫瘍

 13.脊髄腫瘍
  13-1.疾患の概説
  13-2.症状
  13-3.診断
  13-4.脊髄腫瘍各論

 14.脊椎感染症
  14-1.化膿性脊椎炎
  14-2.結核性脊椎炎(脊椎カリエス)

 15.透析脊椎症・破壊性脊椎関節症
  15-1.病態
  15-2.治療

Surgical Anatomy
あとがき
索引