分子腫瘍マーカー診療ガイドライン

分子腫瘍マーカーの臨床的有用性を癌種別&標的分子別に記載!

編 集 日本分子腫瘍マーカー研究会
定 価 3,024円
(2,800円+税)
発行日 2016/10/05
ISBN 978-4-307-20359-3

B5判・224頁・図数:83枚

在庫状況 あり

遺伝子・蛋白解析技術の飛躍的進歩により、癌診療に有用と思われる分子が多数報告されている一方で、評価の定まっていない検査が無規制で施行されていることが問題となっている。本ガイドラインでは、実際の診療現場における分子腫瘍マーカーの臨床的有用性と、それに基づいた診療について解説。「感度・特異度」の基本的概念から各癌種における腫瘍マーカーの役割・癌関連遺伝子検査まで、診療に活せる情報が満載。
初版 序

緒言・日本分子腫瘍マーカー研究会35 年の歩みと成果

総説
 総説1 臨床検査医学・臨床遺伝学的にみた分子腫瘍マーカー
 総説2 医療ビジネスが果たす役割
 総説3 臨床医が陥りやすい腫瘍マーカーの注意点

各論
 各論1 神経膠腫
 各論2 頭頸部癌
 各論3 甲状腺癌
 各論4 食道癌
 各論5 胃癌
 各論6 GIST
 各論7 大腸癌
 各論8 肝臓癌
 各論9 胆道癌
 各論10 膵臓癌
 各論11 非小細胞肺癌
 各論12 ALK 肺癌
 各論13 小細胞癌
 各論14 乳癌
 各論15 前立腺癌
 各論16 卵巣癌
 各論17 子宮頸癌・子宮体癌
 各論18 慢性骨髄性白血病
 各論19 悪性リンパ腫
 各論20 上皮成長因子受容体(EGFR)
 各論21 RAS 遺伝子
 各論22 UGT1A1
 各論23 p53 抗体

付録 分子標的治療薬一覧/がん関連のコンパニオン診断およびその他の体外診断
索引
初版 序

背景と目的
遺伝子・タンパク解析技術の飛躍的進歩により、がん診療に有用と思われる標的分子が多数報告されているが、最近10年間で体外診断用医薬品承認・保険収載となった分子腫瘍マーカーはごく少数にとどまっている。一方、新たな体外診断用医薬品の開発において、臨床的有用性と医薬品医療機器総合機構の評価基準との摺合せを行う機会が少ないことも課題となっている。そこで、がん診療における体外診断用医薬品研究の代表的学術組織である日本分子腫瘍マーカー研究会として「分子腫瘍マーカー診療ガイドライン」を作成して、分子腫瘍マーカーの診療のみならず、その研究開発や体外診断用医薬品承認申請に役立つ情報をまとめることとした。

対象項目
体外診断用医薬品承認すみの分子腫瘍マーカーを対象とした。各項目に共通するClinical Question として「補助診断としての有用性」「予後診断としての有用性」「再発診断としての有用性ならびにフォローアップにおける有用性」などの項目を検討し、各臓器の特徴に合致した優先項目を掲載した。