大腸癌取扱い規約 第8版

最新の臨床知見を取り入れ、TNM分類等との整合性を図った。

編 集 大腸癌研究会
定 価 4,104円
(3,800円+税)
発行日 2013/07/05
ISBN 978-4-307-20314-2

B5判・100頁・図数:11枚・カラー図数:150枚

在庫状況 あり

TNM分類(第7版)や胃癌取扱い規約との整合性を図ることを基本理念として全面改訂した。術前治療後や再発癌の所見、大腸の区分、壁深達度、リンパ節構造を伴わない壁外非連続性癌進展病巣の取扱い、遠隔転移、進行度分類、癌遺残、根治度、組織型、簇出、浸潤距離の測定法、神経侵襲、薬物治療・放射線治療の効果判定などに大腸癌研究会の研究成果を中心とした最新の臨床知見を取り入れるとともに臨床・組織図譜も刷新。
改訂の基本理念と主な改訂点
I.規約
1 目的と対象
 1.1 目的
 1.2 対象
2 記載法の原則
 2.1 臨床所見、術中所見、病理所見
 2.2 術前治療後の所見
 2.3 再発癌の所見
3 所見の記載法
 3.1 原発巣
  3.1.1 癌の占居部位
  3.1.2 大腸の区分
  3.1.3 大腸壁の区分
  3.1.4 病巣の数、大きさ、環周率
  3.1.5 肉眼型分類
   3.1.5.1 基本分類
   3.1.5.2 0型(表在型)の亜分類
  3.1.6 壁深達度〔T〕
 3.2 転移
  3.2.1 リンパ節転移
   3.2.1.1 リンパ節の群分類と名称
   3.2.1.2 リンパ節番号
   3.2.1.3 領域リンパ節
   3.2.1.4 リンパ節転移〔N〕
  3.2.2 遠隔転移〔M〕
   3.2.2.1 肝転移〔H〕
   3.2.2.2 腹膜転移〔P〕
   3.2.2.3 肺転移〔PUL〕
 3.3 進行度分類(Stage)
  3.3.1 進行度の臨床分類と病理分類
  3.3.2 術前治療後の進行度分類
 3.4 多発癌、重複がん、多重がん
 3.5 家族歴および遺伝性疾患
4 外科治療
 4.1 内視鏡治療
  4.1.1 内視鏡的治療の方法
 4.2 手術治療
  4.2.1 到達法
  4.2.2 手術の種類
  4.2.3 リンパ節郭清度〔D〕
  4.2.4 吻合法
   4.2.4.1 吻合形態
   4.2.4.2 吻合手段
  4.2.5 合併切除臓器
  4.2.6 自律神経系の温存〔AN〕
5 切除断端における癌浸潤、癌遺残、根治度の判定
 5.1 切除断端における癌浸潤
  5.1.1 内視鏡摘除標本
   5.1.1.1 水平断端(粘膜断端)〔HM〕
   5.1.1.2 垂直断端(粘膜下層断端)〔VM〕
  5.1.2 手術切除標本
   5.1.2.1 近位(口側)切離端〔PM〕
   5.1.2.2 遠位(肛門側)切離端〔DM〕
   5.1.2.3 外科?離面〔RM〕
 5.2 癌遺残
  5.2.1 内視鏡治療後の癌遺残〔ER〕
  5.2.2 手術治療後の癌遺残〔R〕
 5.3 根治度
  5.3.1 内視鏡治療の根治度〔Cur E〕
  5.3.2 手術治療の根治度〔Cur〕
6 薬物治療,放射線治療
 6.1 薬物治療の記載事項
 6.2 放射線治療の記載事項
  6.2.1 治療目的
  6.2.2 照射条件
  6.2.3 照射部位
7 切除標本の取扱い
 7.1 肉眼的所見
  7.1.1 占居部位
  7.1.2 肉眼型分類
  7.1.3 大きさ
   7.1.3.1 腫瘍の大きさ
   7.1.3.2 粘膜内腫瘍部分の大きさ
   7.1.3.3 潰瘍の大きさ
  7.1.4 腸管環周率
  7.1.5 病巣から切除断端までの距離
  7.1.6 浸潤・転移の広がりの性状・距離
  7.1.7 壁深達度
  7.1.8 リンパ節転移とその部位
 7.2 組織学的所見
  7.2.1 組織型
   A.大腸
   B.虫垂
   C.肛門管(肛門周囲皮膚を含む)
  7.2.2 壁深達度
  7.2.3 間質量
  7.2.4 浸潤増殖様式〔INF〕
  7.2.5 脈管侵襲
   7.2.5.1 リンパ管侵襲〔ly〕
   7.2.5.2 静脈侵襲〔v〕
  7.2.6 簇出
  7.2.7 リンパ節構造のない壁外非連続性癌進展病巣〔EX〕
  7.2.8 神経侵襲〔PN〕
 7.3 薬物治療、放射線治療の組織学的効果判定基準
 7.4 大腸生検組織診断分類(Group分類)
 7.5 浸潤距離の測定法
  7.5.1 T1癌
  7.5.2 漿膜を有しない部位で固有筋層を越えて浸潤する癌
8 治療成績の記載事項
 8.1 患者数
 8.2 多発癌、重複がん、多重がん
 8.3 主たる治療法および補助療法
 8.4 大腸癌治療総数および治療の種類別の例数および率
  8.4.1 切除率
  8.4.2 内視鏡治療
  8.4.3 薬物治療、放射線治療
 8.5 手術直接死亡数および率
 8.6 在院死亡数および率
 8.7 生存解析
  8.7.1 生死
  8.7.2 再発の有無、再発部位および形式
  8.7.3 生存解析の方法
附・リンパ節の分類と名称
附・肉眼型図譜

II.薬物治療・放射線治療の効果判定
1 効果判定
 1.1 RECISTの評価法
  1.1.1 ベ−スライン評価
  1.1.2 測定可能病変の定義
  1.1.3 標的病変の選択とベ−スライン記録
  1.1.4 非標的病変のベ−スライン記録
  1.1.5 腫瘍縮小効果の判定
  1.1.6 標的病変の効果判定規準
  1.1.7 非標的病変の効果判定規準
  1.1.8 新病変出現の有無
  1.1.9 総合効果
  1.1.10 最良総合効果(Best Overall Response)
2 有効性のエンドポイントの定義
 2.1 奏効割合(Response Rate)
 2.2 全生存期間、無増悪生存期間、無再発生存期間、無病生存期間、治療成功期間
3 有害事象の記載法

III.病理学的事項の説明[附・組織図譜]
1 組織型
 A.大腸
 B.虫垂
 C.肛門管(肛門周囲皮膚を含む)
2 大腸生検組織診断分類(Group分類)
3 切除標本の取扱い
 3.1 外科切除標本の肉眼観察と処理方法
 3.2 内視鏡治療標本(ポリープ摘除標本)の肉眼観察と処理方法
附・組織図譜
附-1 TNM分類(UICC 7th edition)
附-2 所見の要約
附-3 略語表