44 別冊 第65回国家試験問題
問 1
(2019)
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療
に関する法律〈感染症法〉における四類感染症
はどれか。2つ選べ。
1.マラリア
2.アメーバ赤痢
3.ジアルジア症
4.エキノコックス症
5.クリプトスポリジウム症
問 2
(2019)
統計的にブランク試料と区別しうる最低濃度
を指すのはどれか。
1.管理限界
2.許容限界
3.検出限界
4.性能限界
5.定量限界
問 3
(2019)
採取後室温で長時間放置された尿で上昇する
のはどれか。
1.pH
2.ケトン体
3.ブドウ糖
4.ビリルビン
5.ウロビリノゲン
問 4
(2019)
尿路系の出血部位を推定できる尿検査はどれ
か。
1.潜血反応
2.ジアゾ反応
3.塩化第二鉄反応
4.ミオグロビン測定
5.変形赤血球の観察
問 5
(2019)
ヒトを中間宿主とするのはどれか。
1.蟯虫症
2.マラリア
3.横川吸虫症
4.日本海裂頭条虫症
5.Manson裂頭条虫症
問 6
(2019)
経皮感染をする寄生虫はどれか。2つ選べ。
1.回 虫
2.糸状虫
3.糞線虫
4.住血吸虫
5.アニサキス
問 7
(2019)
46歳の男性。主訴は腹部不快感。現病歴とし
て,外国旅行中に加熱不十分の牛ステーキを
食べ,帰国して3か月後,肛門周囲から条虫の
肉厚の片節が1個ずつ分離して排出され,糞便
中で動いていた。虫体の写真[図(問7):別冊]
を別に示す。
診断として考えられるのはどれか。
1.多包条虫症
2.単包条虫症
3.無鉤条虫症
4.有鉤条虫症
5.日本海裂頭条虫症
問 8
(2019)
検査法とその目的の組合せで誤っているのは
どれか。
1.Schlesinger法
便中ウロビリ
ン体定性試験
2.セロファンテープ法
鞭虫検査
3.便中ヘモグロビン定量
大腸がん検査
4.糞便塗抹SudanⅢ染色
脂肪吸収不良
検査
5.ホルマリン・エーテル法
〈MGL法〉
寄生虫集卵検査
問 9
(2019)
プライマーとプローブの両方を用いるのはど
れか。
1.FISH法
2.LAMP法
3.ノザンブロット法
4.Real─time PCR法
5.シークエンス解析〈ジデオキシ法〉