54レベル3 機能障害に対する介入技能注)採点者は,肘関節伸展運動が最も出現した際の強度と受験者が評価した強度との整合性を,患者役に確認する。1.態度(1)①適切な身なりで,②明瞭な挨拶(開始時・終了時),③自己紹介ができる。2.技能(1)①両側の足底を接地させ,②骨盤直立位に座位姿勢を調整することができる。2点:①~③すべてできる1点:①~③のうち2項目できる0点:1項目できる0点:すべてできない2点:2つの識別子で患者の確認ができる1点:1つの識別子で患者の確認ができる0点:確認ができない2点:①,②どちらもできる1点:①のみできる0点:どちらもできない2点:①~③すべてできる1点:①~③のうち2項目できる0点:1項目できる0点:すべてできない2点:①,②どちらもできる1点:①,②のどちらか一方のみできる0点:どちらもできない2点:①~④すべてできる1点:①~④のうち2~3項目できる0点:1項目できる0点:すべてできない2点:①~③すべてできる1点:①~③のうち2項目できる0点:1項目できる0点:すべてできない2点:刺激部位を完全に露出させることができる1点:露出が不十分0点:露出しない2点:①,②どちらもできる1点:①,②のどちらか一方のみできる0点:どちらもできない2点:適切に評価できる1点:至適強度が適切ではない評価を行う0点:評価しない2点:①~③すべてできる1点:①~③のうち2項目できる0点:1項目できる0点:すべてできない2点:①,②どちらもできる1点:①,②のどちらか一方のみできる0点:どちらもできない2点:①,②どちらもできる1点:①,②のどちらか一方のみできる0点:どちらもできない採点者は模擬患者に受験者の言動の適否を適宜確認して,以下の項目を採点してください。(2)2つの識別子で患者の確認ができる。(3)①促通手技を用いた上肢機能練習を行う旨を患者に伝え,②了承を得ることができる。(4)課題全般を通して,患者の様子(表情・姿勢・身体機能)や状況に応じた丁寧な対処(①声かけ・②触れ方・③動かし方)ができる。(2)麻痺側上肢(①肩・②肘・③手・④手指)すべての関節を,最大可動域まで動かして確認することができる。(3)肩関節90°屈曲位を目安に,①机の高さ,②机と身体の距離を適切に調整し,③両上肢を肘まで机の上に乗せるよう指示ができる。(4)刺激部位を完全に露出させることができる。(5)①上肢機能練習の説明,②自動運動の確認を行うことができる。(6)上腕三頭筋に対する適切な促通刺激として,肘関節伸展運動が最も出現する強度を評価することができる。(7)①上腕三頭筋の適切な位置に,②適切な刺激強度で促通刺激を与え,③代償運動を抑制しながら肘伸展運動を補助することができる。(8)①麻痺側上肢の動きを患者自身の目で確認させ,②明瞭な声かけ(運動開始の合図,自動運動の促し)をすることができる。(9)①肘関節伸展の自動運動を練習前と同じ開始姿勢から確認し,②練習前後を比較した結果を患者に伝えることができる。採 点 基 準
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