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543754・ズボンの片足を通してもらうことのみの介助である。3・ 下着,ズボン,靴下,靴の場合,下着とズボンは足に通せて上げられるが,靴下,2・ 介助者がパンツやズボンを膝まで通すと,残りを自分で行う。靴下と靴,ズボン1・患者は衣服を引き上げてもらう際に,左右に転がる程度以下しか行っていない。3章.機能的自立度評価法(FIM)Q&A66更衣(上半身)の具体的採点例点 数更衣(下半身)の具体的採点例点 数具体例具体例・ ボタンが多くついていて,ワイシャツのように見え,病棟の外を歩くのに十分かっこ良いパジャマを用いていて自立している(「社会的に受け入れ得る」としてよい)。6・義手を自分でつけて,それを用いることにより更衣が自立している。・ 監視,準備が必要。また更衣を続けるのに指図が必要。または洋服入れから取り出してもらうことが必要。・アームスリングをつけてもらっている。・自分でかぶれるが,肩の部分がおかしいのを触る程度に手伝って直してもらう。・ ブラジャーのフックをかけてもらうのみでブラジャーを腕に通すことやほかの服を着ることはしている。・ ベッド上でかぶり脱ぎをしているが,支えなしではバランスが悪いためガウン型の服の,首の後ろのひもを止めてもらう。・ トレーナーのみを着ていて,片腕を通し,頭からかぶり,もう片腕を通し,そしてトレーナーを胸から腹に引き下ろすという4動作のうち,両袖を通すことを介助してもらう(2 / 4はしていると考える)。2・シャツで片袖を通してもらい,背中から服を回してもらい,ボタンをしてもらう。(基礎編より再掲)7・市販のベルクロテープ留めのスニーカーを用いている(余計な費用なしに買える)。6・ 自立しているが,補助具(ファスナー引き上げ器,更衣棒,リーチャー,靴下介・ ベッドの間が狭すぎて車椅子が通れないため,看護師が患者の服を取ってこなけ助器,上肢義肢装具)または下肢の改造衣服を必要とする。ればならないが,更衣自体は自立している。・ 弾性ストッキング(装具と同様に考える)を介助してもらうが,ほかの更衣は自立している。・ 紙オムツを使っており,それだけが介助で,ほかの更衣は自立している(装具と同様)。・靴ひもを結ぶことだけを介助してもらっている。靴を介助してもらう。のファスナーを介助してもらう。(基礎編より再掲) 3-2-4 更衣(dressing)

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