20500T
4/17

総  論3.患者市民ガイドの作成(2025 年度版の仮称)  69ver 3.0. https://minds.jcqhc.or.jp/docs/methods/cpg-devel opment/minds-manual/pdf/chap2_manual_2020ver.pdf 1) 日本膵臓学会膵癌診療ガイドライン改訂委員会編.膵癌診療ガイドライン 2022 年版.東京,金原出版,2022. 2) 日本医療者機能評価機構 Minds ガイドラインライブラリ.Minds 診療ガイドライン作成マニュアル 2020 れ最終的に 3 つのコラム(臨床試験,情報ニーズ,セカンドオピニオン)を発出した1)。 今回は,2022 年版で検討されたシステマティックレビューデータのアップデート,2022 年版で構造化された 32 の CQ 案,2022 年以降に NPO 法人パンキャンジャパンで実施されたアンケートなどを参考に,差分を検討して CQ 化を目指すことが決定された。 今回,重要臨床課題に該当する差分の文献 1,848 編から 106 編が抽出され検討を行った結果,構造化された 64 の CQ 案を決定した。その後グループ内で投票(点数化)を行い,医療者グループが作成した CQ 案を考慮しつつ,ランク上位であった 2 案を CQ 案として最終決定した。本ガイドラインにおいて,患者・市民グループから CQ 案の発出が初めて実現した。 医療者向けに作成される膵癌診療ガイドライン 2025 年版(第 7 版)の内容を踏まえて,患者市民向けガイド 2023 年版の内容に差分のデータを加えて検討し,今回のシステマティックレビューで CQ 化されなかった項目を含め,患者市民向けガイド 2025 年版(仮称)の作成が今後予定されている。 ▶ 引用文献  3 患者市民ガイドの作成(2025 年度版の仮称) 3 文献検索からのシステマティックレビューおよび CQ 化

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る