20456T
2/21

第1部 肺癌診療ガイドラインⅠ.肺癌の診断■総論・ 「5)分子診断」にてTMB検査について・ TBNA,EBUS‒TBNAの診断率に関する・ 新たな知見を踏まえて解説文を一新・ RET遺伝子,KRAS遺伝子検査について・ TMB‒Highを有する固形癌に対するペム1.推奨文,推奨度の変更,新設など(下線部)2.解説・記述内容の追加,削除,変更など■3 確定診断CQ9. 肺癌を疑う肺末梢病変に,経気管支生検は勧められるか?【新設】CQ11. 肺門・縦隔リンパ節および気管・中枢気管支に接する病変に対して,コンベックス型EBUS‒TBNAは勧められるか?【新設】CQ13. 肺癌を疑う病変にクライオ生検は勧められるか?   a . 肺癌を疑う中枢気道病変にクライオ生検は勧められるか?   b . 肺癌を疑う末梢肺病変にクライオ生検は勧められるか?CQ14. 肺癌を疑う肺末梢病変に,経皮針生検は勧められるか?■6 分子診断CQ25. 治療方針を決めるための,分子診断の項目は何か?【新設】 コンベックス型EBUS‒TBNAを行うよう推奨する。 〔推奨の強さ:1,エビデンスの強さ:B,合意率:86%〕【新設】  a .肺癌を疑う中枢気道病変に対してクライオ生検を行うことを提案する。 〔推奨の強さ:2,エビデンスの強さ:B,合意率:71%〕  b . 肺癌を疑う末梢肺病変に対してクライオ生検を行うよう推奨するだけの根拠が明確ではない。 〔推奨度決定不能〕【変更前】 a . 進行・再発非扁平上皮非小細胞肺癌の場合は,EGFR遺伝子変異検査,ALK融合遺伝子検査,ROS1融合遺伝子検査,BRAF遺伝子変異検査,MET遺伝子エクソン14スキッピング検査,PD‒L1免疫組織化学染色検査(IHC)を行うよう推奨する。   〔推奨の強さ:1,エビデンスの強さ:A,合意率:100%〕 d . 進行・再発扁平上皮肺癌の場合は,臨床背景(若年・非喫煙者など)などを考慮してEGFR遺伝子変異検査,ALK融合遺伝子検査,ROS1融合遺伝子検査,BRAF遺伝子変異検査,MET遺伝子エクソン14スキッピング検査を行うよう提案する。   〔推奨の強さ:2,エビデンスの強さ:D,合意率:89%〕 e . NTRK融合遺伝子検査,MSI検査は固形癌が対象となるため,肺癌の場合においても行うよう提案する。   〔推奨の強さ:2,エビデンスの強さ:B,合意率:95%〕追記記述を削除追記ブロリズマブの有効性について追記(48)2021年版(Web版)からの主な変更点一覧

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る