次の原発部位が対象となる。 1.口唇および口腔 7.大唾液腺 2.鼻腔および副鼻腔 8.甲状腺 3.上咽頭 9.上気道消化管の悪性黒色腫 4.中咽頭 10.原発不明—頸部リンパ節 5.下咽頭 11.頭頸部の皮膚癌 6.喉 頭 12.頭頸部の骨・軟部腫瘍 1つの臓器に同時性の多発癌がある症例は,最も進展度の高い病巣のT分類に分類される。そして多発を示すmまたは腫瘍の数を( )内に記す。1~9,11,12の部位については,“T0:原発腫瘍を認めない,TX:原発腫瘍の評価が不可能”は共通である。また1~6,11については,“Tis:上皮内癌”も共通である。 例)T2(m)またはT2(3) 表在癌の症例は,病巣をT分類し表在癌を示すsを記す。 例)T2(s)202▪ 3.臨床病期分類およびその付属事項頭頸部癌取扱い規約3.臨床病期分類および その付属事項原発腫瘍(T)
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