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バイオマーカー診断など)の目的での手術を施行した症例数。後述の試験開胸(審査開胸),再手術例も含める。(4)悪性胸膜中皮腫姑息的手術数 悪性胸膜中皮腫の原発巣に対して症状緩和や救命目的などの手術を施行した症例数。手 術 手術を次のごとく分ける。1)胸膜切除術 胸膜切除範囲を以下のごとく分ける。(1)胸膜肺全摘術 Extrapleural pneumonec-tomy(EPP) 一側肺,心膜,横隔膜とともに壁側および臓側胸膜をen blocに切除する。横隔膜や心膜に腫瘍浸潤を認めない症例では,これらの臓器を温存することも許容される。(2)広汎胸膜切除/肺剝皮術 Extended pleurec-tomy/decortication(Extended P/D) すべての腫瘍を切除するために壁側および臓側胸膜を,横隔膜または心膜,あるいはその両者とともに切除する。(3)胸膜切除/肺剝皮術 Pleurectomy/decorti-cation(P/D) すべての腫瘍を切除するために壁側および臓側胸膜切除するが,横隔膜と心膜はともに温存する。(4)部分的胸膜切除術 Partial pleurectomy(PP) 肉眼的完全切除を企図せずに,診断目的または姑息146▪ 4.手術記載中皮腫瘍取扱い規約

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