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 第7版では,UICC‒TNM分類第7版を踏まえ,術前・手術時・術後の各段階におけるT,Ex,N分類を用いた評価法,および,リンパ節転移の隣接臓器浸潤,腫瘍遺残(R分類)の記載法を追加した。病理領域では低分化癌の概念を変更し,細胞診報告様式にはベゼスダシステムを採用した。 第8版では,UICC‒TNM分類第8版に準拠し,T3の定義,腺外浸潤の範囲などを見直した。病理ではWHO分類第4版を踏まえたうえで,本邦の状況に合わせて組織学的分類を一部改訂した。甲状腺癌取扱い規約第8版(2019年12月)抜粋

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