・十分な人手:5 人集めて,1 人 1 役の下記のチーム体制をとることが理想。特にリーダー役は全体を見て頭を使うことに集中,なるべく手を動か・① リーダー / 評価者:患者の状態を評価し必要な指示を出す。・② 気道 / 呼吸管理:必要に応じて気道確保,酸素投与,バッグバルブマ・③ 記録:患者の状態やバイタルサイン(判断するのは主にリーダー)や投・④ 薬剤準備 / 投与:ルートを確保し指示された薬剤を用意し投与する。・⑤ 保護者対応:チームが患者の対応に当たっている間に,別室の保護者へ寄り添い状況の説明を行う(人手が足りない場合は患者対応を優先)。・患者が来たら誰が何をするか,事前にシミュレーションしておく。救急隊・小児に慣れていない病院だと,「体重は聞いていません」ということもときどきあるが,体重がわからないと薬の準備に支障が出て治療の遅れにつ・児を受け入れる初療室にけいれん重積対応フローチャートを広げておく。参考として筆者の施設で使用しているフローチャートを p.11 に掲載する4さなくて済むのが望ましい。物品リストには必ず年齢と体重を確認する。ながる。スクでの換気,気管挿管を行う。与された薬剤・時刻を記録する。準備するべきもの薬剤を用意しておく。1 本のシリンジ全量が 1 回投与量になるように用意する。後押し用の生理食塩水も用意する心電図,SpO2 モニター酸素投与システム気道器具ルート確保の準備:あらかじめルートは組み立てておく薬剤:患者の年齢や体重に合わせて,Pre-1stline,1stline の(施設によっては)ベッドサイド脳波
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