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1救急外来で遭遇する症状別アプローチ・呼吸と循環に対する介入を優先しつつ,てんかん発作が 5 分以上続いて・筆者の施設で使用しているフローチャートを掲載する。フローチャートには Pre-1st line,1st line,2nd line の薬剤まで載せており,当院では救・なお,採用している薬剤は施設によって異なると思うので,それぞれの施11いる場合は積極的に薬剤を使用して止めることが求められる。急外来のベッドサイドや電子カルテ内から,小児科医だけでなく,初期臨床研修医を含めたすべての医師が参照できるようにしている。設ごとに独自のフローチャートを作成するとよい。ABC の安定化速やかにルートが取れるYesミダフレッサ(□□□□□□□□) 希釈:10 mg/10 mL を原液のまま 用量:体重 ×0.1〜0.2 mL       (0.1〜0.2 mg) 速度:緩徐にⅣ(目安:1 mg/ 分) 合計 0.6 mL/kg まで繰り返し使用可ホストイン(□□□□□□□□) 希釈:750 mg/10 mL を生食 40 mL で希釈(750 mg/50 mL=15 mg/mL) 用量:体重 ×1.5 mL(22.5 mg) 速度:7.5〜10 分かけてⅣノーベルバール(□□□□□□□□) 希釈:250 mg/ 瓶を生食 10 mL で溶解(250mg/10 mL=25 mg/mL) 用量:体重 ×0.6 mL (15 mg) 速度:10〜15 分かけてⅣてんかん発作対応のフローチャートけいれん・てんかん発作を止める!患者到着から数分経過5.体重≧50kg →50kg で計算Noブコラム(□□□□□□□□□□□□) 頬粘膜投与 3 カ月〜1 歳 2.5 mg(黄) 1 歳〜5 歳  5.0 mg(青) 5 歳〜10 歳  7.5 mg(紫) 10 歳〜18 歳 10mg(オレンジ)ルート確保後or / and

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