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4敗血症・敗血症性ショックの認知ハンドルNOショック対応ではなく通常のトリアージを行うYES患者を処置室に移動し蘇生チームを招集する敗血症・敗血症性ショックの治療バンドルを開始する。患者を処置室に移動し,医師や人員を投入し,検査や治療をセット処方するNO通常のトリアージを継続するYES感染症や発熱を疑うか?(来院4時間前〜来院時)YESトリアージで重症か?NO□ バイタルサイン  体温,脈拍,血圧,呼吸数,SpO2(酸素・L/分)□ 主訴:  簡易的な病歴:  簡易的な診察:GCS,倦怠感,易刺激性,錯乱などの異常末梢の脈拍:正常・弱い・強い,Capillary Refill Time:速い(<1秒)・正常(<2秒)・延長体表の異常:末梢冷感・網状チアノーゼ・赤ら顔・発赤・紅皮症・点状出血      や紫斑□ ハイリスク患者に含まれるか評価する(Table 1)敗血症性ショックのチェックリスト□ 体温の異常がある□ 低血圧がある□ 頻脈がある□ 多呼吸がある □ CRTの異常がある □ 意識状態に異常がある□ 拍動に異常がある□ 皮膚に異常があるTable 2Table 3YES低血圧があるか?NO上記チェックリストで通常の患者で3-8項目が陽性またはハイリスク患者で2-8項目が陽性YES患者を処置室に移動し,認知バンドルを満たすことを医師に報告する医師も敗血症・敗血症性ショックと認知したか?NONOルーチンケアの継続(AL Davis et al.Crit Care Med 2017;45:1061-93を参考に作成)

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