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治療は、分割ステロイド投与からはじめる。外来では朝と夜の分2、入院で点滴するなら6〜8時間おきの投与、となる。滴、などとする。・・ガイドラインはあるものの、十分なエビデンスがないためか、具体性や実効性はなく、各施設各現場で各医師たちがその都度工夫を凝らして治療にあたっているのが現状だろう。そういう・・フェリチンの著増がありひどい高炎症状態になっている状況で・・「いきなりパルス」「いきなりトシリズマブ」というのは避ける。・・プレドニゾロンを使うならば、実体重を使って1〜2mg/kg/日と・・体重80kgなら、メチルプレドニゾロン40mgを8時間おきに点・・同じ人で内服なら、プレドニゾロン1回40mgを1日2回朝と夕・・関節炎があればメトトレキサートをはじめから併用する。・・CRPを目安にし、陰性あるいは陰性に近い数値が得られたら順調と考えるが、CRPが低くてもフェリチンが1,000未満になっていないなど病勢が抑え切れていないと思えば、トシリズマブ点滴を併用する。1〜2週くらいの間隔からはじめる。・・そうなればステロイドは、継続するがもちろん減量してよく、数日〜週1くらいのペースでCRPやフェリチンをみながら減量する。・・時期によらず、治療後にもかかわらず熱、CRP、フェリチンがひどく盛り返す様相であれば、その時点でステロイドパルスを考慮する。・・その際も、1日2〜4回に分けた分割投与がよく、メチルプレド意味で、以下は私家版として記述する。する。食後に内服する、というやり方もある。–13671366

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