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け橋解理自己免疫・炎症性疾患の架□□疾患マーカーや特定の遺伝子変異などが知られていない疾患で、臨床徴候と一般的な臨床検査によって臨床的に定義される。□□自己抗体(リンパ球異常)を有さない疾患であり、炎症病態が反復あるいは盛衰するような振る舞いに着目すれば、自己炎症性疾患のひとつと考えることもできる。□□成人スティル病は、臨床症状だけでいえば、比較的著しい弛張熱、関節痛、消長を繰り返す瘙痒のないピンク色の皮疹、の3つを主徴とする症候群である。□□誤ることなく本症を捉えるには、不明熱的様相の他に、白血球増多と関節炎のふたつの有無をしっかり確認することが重要である。–1361136024.成人スティル病

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