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概要15放射線治療とはどのような治療ですか。担当医に自分の病状には放射線治療が使えるのか、あるいは、どのような方法で行うのかについて説明を求め、納得する回答が得られなかった場合には、資料をもらって同じ病院やほかの医療機関の放射線腫瘍(放射線治療)科にセカンドオピニオン(担当医以外の第三者的な立場の医師に意見を求めること)を受けることができます。放射線治療は手術と同じ「がんの部分だけを治療」する方法です。病気の種類や病状によっては、手術と同様の効果、あるいは優れた効果が期待できることもあります。外科医が手術を勧めた際には、放射線治療では治療できないのかたずねてみてください。あるいは、放射線腫瘍医が勧めた放射線治療の方法に疑問がある場合も同様です。まずは、今の担当医師に説明を求め、納得できない場合は、できる限り治療を始める前にセカンドオピニオンを申請してください。検査結果のデータや撮影画像など資料をもらってから、希望する医療機関のセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。紹介状のあて名は、放射線治療の専門医が望ましいでしょう。A 図1放射線治療についてのセカンドオピニオンは できますか。

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