● 気道確保と人工呼吸を実施する。 ● 人工呼吸は,その意思と技術がある場合には行うことが推奨されている。もしくは,口対口の人工呼 ● 救命講習などで気道確保と人工呼吸を習った経験があり,実践できるスキルのある人は,30回の胸骨 ● 意識のない傷病者は体の筋肉が緩んでおり,舌で気道がふさがれている状態になっている。 ● 気道確保は頭部後屈あご先挙上による体位を取って実施する(頸部の損傷が疑われる場合には,頭部 ● 気道確保をしたら,人工呼吸は1回1秒とし,空気が漏れないよう,口を大きく開けて,傷病者の鼻 ● 胸の上がりが確認できるぐらいまで息を吹き込こむ。 ● 特に小児の心停止においては,熟練者2名以上で行う場合,胸骨圧迫15回,人工呼吸2回のサイクル104吸に対して,抵抗感のある人は,胸骨圧迫のみを実施する。圧迫の後,人工呼吸を2回実施する。後屈あご先挙上ではなく,下顎挙上で気道確保を行う)。をつまみ,口対口で行う。とする。気道確保頭部後屈あご先挙上による体位人工呼吸口を大きく開けて,傷病者の鼻をつまむ口対口で空気を送り込む胸の上がりが確認できるぐらいまで息を吹き込こむ繰り返し胸骨圧迫30回,人工呼吸2回のサイクル▲ 5-1 気道確保と人工呼吸
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