小児科

パンデミックインフルエンザH1N1 2009−新型インフルエンザ−

2010年11月号(51巻 12号)

企 画
定 価 2,700円
(本体2,500円+税)
在庫状況 なし
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特集 パンデミックインフルエンザH1N1 2009−新型インフルエンザ−
1.新型インフルエンザのこれまでの発生状況
大平 文人
2.Web報告による新型インフルエンザの動向
西藤 成雄
3.開業医小児科外来でみた新型インフルエンザ−当院における診療経験を中心にして−
船井 守
4.地域での対策−ある中核市における新型インフルエンザ対策−
鈴木 敏弘
5.新型インフルエンザと喘息
勝沼 俊雄
6.新型インフルエンザと急性脳症
長岡 義晴
7.新型インフルエンザと重症肺炎・ARDS
小泉 沢
8.2009パンデミックインフルエンザA H1N1と抗インフルエンザ薬
菅谷 憲夫
9.薬剤耐性新型インフルエンザ
鈴木 宏
10.新型インフルエンザウイルスとワクチン
庵原 俊昭
11.新型インフルエンザ検査診断
加瀬 哲男
■目で見る小児科
学校心臓検診を契機に診断された孤立性修正大血管転換の12歳男児
坪井 龍生
■小児医学最近の進歩
脊髄性筋萎縮症up to date2. 治療戦略
西尾 久英
■綜説
タンデムマスによる新生児マススクリーニング
小林 弘典
■診療
食物アレルギーの経口負荷試験の標準化
柴田 瑠美子
小児救急医療と小児リハビリテーション医療の連携
栗原 まな
■症例
新生児期に鼻粘膜生検を行った原発性線毛機能不全症の男児例
山田 悠司
ネフローゼ症候群治療中にロタウイルス胃腸炎に罹患し低ナトリウム血症とけいれんをきたした1例
江口 広宣
■最近の外国業績より
消化器
日本医科大学小児科学教室
◇この夏は猛暑でしたが、この冬は暖冬になるのでしょうか。昨年のとくに冬は新型インフルエンザの流行でいろいろな面で大変でしたが、この冬はどのようになるのでしょうか。
 
◇本年は10月からインフルエンザワクチンの接種が開始されています。一方、インフルエンザに罹患した患者さんもすでにみられるようになってきています。
 
◇本号の特集は、「パンデミックインフルエンザH1N1 2009−新型インフルエンザ−」です。新型インフルエンザに関する多くのことが今回の論文に掲載されています。これらの論文はこれからのインフルエンザの診療において非常に有用であり、是非お読みいただきまして診療の場で役立てていただきたいと思います。

◇「綜説」のタンデムマスによる新生児マススクリーニングは、これからの新しい新生児マススクリーニングに関してわかりやすく解説されています。

◇「診療」の食物アレルギー経口負荷試験の標準化は、患者さんに説明するときに有用と思います。小児救急医療とリハビリテーション医療の連携は、小児リハビリテーション医療の現状と重要性とが解説されています。

◇「目で見る小児科」の学校心臓検診を契機に診断された孤立性修正大血管転換の12歳男児、「症例」の新生児期に鼻粘膜生検を行った原発性絨毛機能不全の男児例、ネフローゼ症候群治療中にロタウイルス胃腸炎に罹患し低ナトリウム血症とけいれんをきたした1例は診療においてはまれな症例ではありますが、念頭においての診療が必要と思います。

◇「小児医学最近の進歩」の脊髄性筋萎縮症upto date2。治療戦略は、遺伝子を利用した治療戦略を中心に解説してあり、読み応えのある論文です。

◇このように充実した内容になっていますので、日常の診療にお役立て下さいますようお願い致します。

(福永慶隆)