小児科

小児頸部疾患の診断−触診・画像検査からのアプローチ−

2010年08月号(51巻 09号)

企 画
定 価 2,700円
(本体2,500円+税)
在庫状況 なし
  • 定期購読のご案内
  • 次号予告
  • 最新号
  • 投稿規定
  • 臨時増刊号一覧

特集 小児頸部疾患の診断−触診・画像検査からのアプローチ−
1.リンパ節腫脹
長谷川 俊史
2.耳下腺腫脹
笹村 桂美
3.甲状腺腫脹−甲状腺および甲状腺周囲の疾患−
宮坂 実木子
4.正中頸嚢胞、側頸嚢胞
中島 逸男
5.血管腫・血管奇形
大内 邦枝
■目で見る小児科
呼吸理学療法(スクイージング)が著効した新型インフルエンザウイルス感染症
武市 知己
■小児医学最近の進歩
小児出血性疾患の診断の進歩
櫻井 嘉彦
■綜説
再生不良性貧血に対する造血幹細胞移植
小林 良二
脂肪酸とこころの発達
松本 葉子
消毒薬の選択と適正使用
辻 明良
臨床試験の重要性−小児科領域における実施の問題点−
斉藤 真梨
■心身医学
発達障害に認められる精神障害
直井 高歩
■症例
夏型過敏性肺炎の姉妹例
片山 絵美子
水泳中の心事故が初発症状であったカテコラミン誘発性多形性心室頻拍の1例
木許 恭宏
自転車のハンドルによる外傷性膵断裂の男児例
張 成浩
正常免疫機能児にみられた水痘脳炎の1例
清水 淳次
■最近の外国業績より
呼吸器
日本医科大学小児科学教室
◇猛暑が続いています。本号をお届けする頃には、さわやかな夏が来ていることを願ってこの編集後記を書いています。本号の特集は、小児頸部疾患の診断―触診・画像診断からのアプローチ―です。リンパ節、耳下腺、甲状腺をはじめとして頸部は、小児科医がまず顔の次に診る場所です。もっとも目につく場所ですが、意外と鑑別診断に迷う場所でもあります。リンパ節腫脹、耳下腺腫脹、甲状腺腫脹、正中頸嚢胞、側頸嚢胞、血管腫、血管奇形についての触診や画像診断の、臨床にすぐに役立つ情報をサマライズしていただきました。是非、ご熟読いただくように、お願いいたします。

◇特集以外にも、「小児出血性疾患の診断の進歩」、「再生不良性貧血に対する造血幹細胞移植」と題し、最新の血液疾患の診断と治療について概説していただきました。また、「脂肪酸とこころの発達」というユニークな概説もいただきました。

◇小児科領域の臨床試験は非常に重要ですが難しい課題もあります。小児科領域の臨床試験の重要性についての概説もいただきました。

◇また「消毒薬の選択と適正使用」、「発達障害に認められる精神障害」という日常診療にすぐ役立つ内容の概説も掲載されています。

◇目で見る小児科では、インフルエンザウイルス性肺炎で理学療法が有効であったという報告をいただきました。

◇症例報告は「夏型過敏性肺炎」、「水痘脳炎」、「外傷性膵炎」、「カテコラミン誘発性多形性心室頻拍」の4論文が掲載されています。

◇「最近の外国業績より」では日本医科大学小児科教室から呼吸器に関する論文を紹介いただきました。

◇以上、非常に充実した内容となっています。ご一読いただいた上で、手元に置いていただき、日常診療に折に触れてお役立て下さいますようお願い致します。

(中西敏雄)