機能障害・能力低下への介入編 (Web動画付) PT・OTのための臨床技能とOSCE

好評の『PT・OTのための臨床技能とOSCE』続編登場、今度の動画はWebでチェック!

監 修 才藤 栄一
編 集 金田 嘉清 / 冨田 昌夫 / 大塚 圭 / 鈴木 由佳理
横田 元実
山田 将之
定 価 5,940円
(5,500円+税)
発行日 2017/09/30
ISBN 978-4-307-75051-6

A4判・380頁・図数:429枚

在庫状況 あり

好評の『PT・OTのための臨床技能とOSCE』続編、待望の登場!
前作「コミュニケーションと介助・検査測定編」同様、各項目の前半部に技能の解説とOSCE実施の手順のポイント、後半部にOSCE課題を配置。今作は機能障害への介入技能(レベル3)、能力低下への介入技能(レベル4)で構成。また、OSCE課題に対応の動画をWEB配信!
OSCE実施時の模擬患者、採点者の注意点や環境設定のポイントがすぐにわかる「OSCE担当者確認事項」や、介入技能習得のための確認事項として運動、動作分析、運動学習の知識を総論として加えるなど、より理解しやすく便利に。卒前・卒後の教育・学習に最適。

【Web動画配信サービス】
本書をご購入いただいた方は「レベル3」「レベル4」各項目の「OSCE課題」に対応する動画を視聴できます。また、本書巻末に掲載の「採点シート集」もダウンロードいただけます。
本書に記載の「パスワード」を入力してログインしてください。


【関連書籍】コミュニケーションと介助・検査測定編
はじめに

本書の使い方

客観的臨床能力試験(OSCE)とは
1  療法士の臨床教育の展望
2  COSPIRE ─療法士が生まれる場のあり方
3  OSCEの概要
4  OSCEの実施方法

機能障害・能力低下に対する介入技能習得のための確認事項
1  運動と動作
2  機能障害と能力低下に対する介入─運動学習を中心に
3  動作分析

レベル3 機能障害に対する介入技能
1  関節可動域運動
2  筋力増強運動
3  促通手技
4  振り子運動
5  部分荷重練習
6  物理療法
7  呼吸練習・排痰手技
8  構音練習
9  摂食嚥下練習

レベル4 能力低下に対する介入技能
1  ポジショニング
2  起き上がり
3  起立・着座
4  移乗
5  車椅子駆動
6  歩行
7  食事
8  更衣(上衣)
9  更衣(下衣)
  
採点シート集
〔レベル3〕
3-1.  関節可動域運動
3-2.  筋力増強運動
3-3.  促通手技
3-4.  振り子運動
3-5.  部分荷重練習
3-6.  超音波療法
3-7.  呼吸練習
3-7.  排痰手技
3-8.  構音練習
3-9.  摂食嚥下練習

〔レベル4〕
4-2.  起き上がり:分析
4-2.  起き上がり:介入
4-3.  起立・着座:分析
4-3.  起立・着座:介入
4-4.  移乗(車椅子からベッド、非麻痺側回り):分析
4-4.  移乗(車椅子からベッド、非麻痺側回り):介入
4-4.  移乗(ベッドから車椅子、麻痺側回り):介入
4-5.  車椅子駆動:分析
4-5.  車椅子駆動:介入
4-6.  歩行:分析
4-6.  歩行:介入
4-7.  スプーン操作:分析
4-7.  スプーン操作:介入
4-8.  更衣(上衣):分析
4-8.  更衣(上衣):介入
4-9.  更衣(下衣):分析
4-9.  更衣(下衣):介入

索引
はじめに

2004年、藤田保健衛生大学は、理学療法士・作業療法士養成のためリハビリテーション学科をスタートしました。同学科開設にあたっては、前身である藤田保健衛生大学リハビリテーション専門学校での経験を踏まえて議論を繰り返し、臨床指向的教育/学習/研究プロジェクト「COSPIRE」をスタートさせました。
OSCEはこのCOSPIREの重要な要素であり、最初の成果として、2015年に『PT・OTのための臨床技能とOSCE コミュニケーションと介助・検査測定編』を出版しました。おかげさまで多数の養成校に採用いただいて現在に至っています。
今回、続編として「機能障害・能力低下への介入編」を作りました。前書と同様、各技能の解説と実技(動画を含む)で構成してあります。動画はスマートフォンやタブレット端末でも利用できるようストリーミング配信としました。
理学療法・作業療法の実際の技法としてはさまざまなものが存在します。本書ではそれらのなかから、学生や若手療法士に適切と思われる技能を選んで、構造化しました。さらに、能力低下に対する介入では、「運動学習」を基本軸に、練習とは何かを理解しやすいようにまとめました。ぜひ、ご一読ください。
近年、新しいリハビリテーション治療技術が生まれています。リハビリテーションロボットもその一つであり、理学療法、作業療法で当たり前のようにロボットを使う時代がすぐそこまで来ています。ロボットは道具であり、道具は正しく使いこなして始めて効果を発揮します。
正しく使うには基本が大切です。リハビリテーション医学・医療の健全な進歩のために、まずその基底となる「conventional」を味わう必要があります。
本書がその一助を担うことを願っています。

2017年9月
藤田保健衛生大学リハビリテーション部門 代表
藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学I講座 教授
才藤 栄一