小児滲出性中耳炎診療ガイドライン 2015年版

滲出性中耳炎診療のエビデンスを集約した,国内初のガイドライン!

編 集 日本耳科学会 / 日本小児耳鼻咽喉科学会
定 価 2,700円
(2,500円+税)
発行日 2015/01/01
ISBN 978-4-307-37110-0

B5判・108頁・図数:1枚・カラー図数:24枚

在庫状況 あり

滲出性中耳炎は、就学前児童の90%が一度は罹患する疾患だが、気づかずに見過ごされると難聴の原因となり、言語発達の遅れが生じるなど、その影響は大きい。本ガイドラインは、小児滲出性中耳炎の定義と病態、診断と検査法を解説した上で、その治療法についてはCQ形式で示した。さらに、ハイリスク群であるダウン症・口蓋裂の取扱いは別に記述した。日本の現状を考慮し日常診療の充実を願って作成された、国内初のガイドラインとなっている。

CQ・推奨一覧
巻頭カラ−付図
I.小児滲出性中耳炎の鼓膜所見
II.小児滲出性中耳炎診療時の問診項目
III.小児滲出性中耳炎の診療アルゴリズム

1.要約
2.作成者
3.資金提供者・スポンサ−
4.前書き
5.作成目的ならびに目標
6.利用者
7.対象
8.エビデンスの収集
 1)文献検索
 2)文献採択の方針
9.エビデンスの評価
10.推奨および推奨度の決定基準
11.リリ−ス前のレビュ−
 1)AGREE IIによる評価
 2)自由形式による評価
 3)外部評価に対するガイドラン作成委員会の対応
12.更新の計画
13.推奨および理由説明
14.患者の希望
15.診療アルゴリズム
16.実施における検討事項
17.小児滲出性中耳炎の定義
18.小児滲出性中耳炎の病因・病態
19.小児滲出性中耳炎の合併症と後遺症
 1)鼓膜の菲薄化、接着(アテレクタシス)と癒着性中耳炎
 2)鼓膜硬化
 3)真珠腫性中耳炎(中耳真珠腫)
20.診断・検査法
 20−1.滲出性中耳炎の病態把握に、問診は有用か
 20−2.滲出性中耳炎は、どのような鼓膜所見のときに診断されるか
 20−3.滲出性中耳炎の病態観察に、気密耳鏡(ニュ−マチック・オトスコ−プ)は有用か
 20−4.滲出性中耳炎の診断に、純音聴力検査は有用か
 20−5.滲出性中耳炎の診断に、ティンパノメトリ−は有用か
 20−6.滲出性中耳炎の難聴の診断に、耳音響放射は有用か
 20−7.滲出性中耳炎の病態把握に、周辺器官(鼻副鼻腔、上咽頭)の所見は有用か
 20−8.滲出性中耳炎の病態把握に、言語発達検査(構音検査、発達検査)は有用か
 20−9.滲出性中耳炎の診断に、画像検査は有用か
21.治療(Clinical Questions)
 CQ1.滲出性中耳炎の経過観察期間は、どのくらいが適切か
 CQ2.滲出性中耳炎に、抗菌薬投与は有効か
 CQ3.滲出性中耳炎に、抗菌薬以外の薬物療法は有効か
 CQ4.滲出性中耳炎に、薬物以外の保存的治療(局所処置や自己通気)は有効か
 CQ5.鼓膜換気チュ−ブ留置術はどのような症例に適応となるか
 CQ6.鼓膜換気チュ−ブの術後管理はどのように行うか
 CQ7.鼓膜換気チュ−ブはいつまで留置すべきか
 CQ8.アデノイド切除術はどのような症例に適応となるか
 CQ9.その他の外科的治療(鼓膜切開術、口蓋扁桃摘出術)について
 21−10.小児滲出性中耳炎の診療アルゴリズム
22.ダウン症、口蓋裂に対する取り扱い
 22−1.ダウン症に対する取り扱い
 22−2.口蓋裂に対する取り扱い
23.検索式一覧
索引