婦人科がん取扱い規約抜粋 第3版

婦人科がん各取扱い規約 最新版の抜粋!

編 集 日本産科婦人科学会 / 日本病理学会 / 日本医学放射線学会 / 日本放射線腫瘍学会
定 価 4,536円
(4,200円+税)
発行日 2018/05/10
ISBN 978-4-307-30137-4

A6変判・400頁・カラー図数:20枚

在庫状況 あり

「子宮頸癌」、「子宮体癌」、「卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌」、「絨毛性疾患」の各取扱い規約から日常診療に役立つ項目を抽出し、一冊にまとめた好評の抜粋版。コンパクトなポケットサイズで常に携帯できる、婦人科がん診療に携わる医師必携の書。RECISTに準拠した効果判定規準や有害事象共通用語規準など、臨床の現場で頻用される各種資料を巻末に収載している。
子宮頸癌取扱い規約 抜粋
・進行期分類
・病理診断報告書の記載法
・切除・摘出検体の取扱い
・術中迅速組織診断
・組織学的分類

子宮体癌取扱い規約 抜粋
・進行期分類
・病理診断報告書の記載法
・切除・摘出検体の取扱い
・術中迅速組織診断
・組織学的分類

卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 抜粋
・進行期分類
・診断
・術中・術後検体の処理
・病理診断報告書の記載法
・切除・摘出検体の取扱い
・術中迅速組織診断
・組織学的分類

絨毛性疾患取扱い規約 抜粋
・絨毛性疾患の分類
・絨毛性疾患の定義および診断基準
・胞状奇胎の取扱い
・侵入胞状奇胎の取扱い
・絨毛癌の取扱い
・胎盤部トロホブラスト腫瘍(PSTT)の取扱い
・類上皮性トロホブラスト腫瘍(ETT)の取扱い
・存続絨毛症の取扱い
・hCGの低単位持続分泌症例の取扱い
・hCGとその測定法
・FIGO 2000 staging and risk factor scoring system for gestational trophoblastic neoplasia

資料
・子宮頸癌の診断法
・婦人科腫瘍関連リンパ節の部位と名称
・RECISTに準拠した効果判定規準
・Performance Status Score
・有害事象共通用語規準v4.0 日本語訳JCOG版─2017年9月12日(抜粋)
 2013年2月に婦人科がん取扱い規約 抜粋の第2版が出版されてから5年が経つ。この間に、まず卵巣癌のFIGO進行期分類改訂(2014年)に対応した卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 臨床編 第1版(2015年)が発刊され、婦人科がんのWHO組織学的分類(2014年)に対応するために、卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 病理編 第1版(2016年)・子宮頸癌取扱い規約 病理編 第4版(2017年)・子宮体癌取扱い規約 病理編 第4版(2017年)が相次いで発刊された。その結果、規約と規約抜粋との間で情報の乖離が見られるようになり、規約抜粋 第2版をご利用の先生から改訂を望む声が出版社に多数寄せられるようになった。また、進行期などの情報をスマートフォンやタブレットなどの電子媒体に入れて持ち運ぶ医師も増えつつあるが、実際の臨床現場では電子媒体を利用することが難しいことも多く、紙媒体である規約抜粋の実用性は依然として高いことから、第3版の発刊に至った。
 取扱い規約自体の内容増加に伴い、第2版の内容を引き継いだまま改訂すると大幅にページ数が増加することから、第3版発刊にあたり、あくまで白衣のポケットに入るサイズになるよう工夫する必要があり、抜粋内容の再検討を行った。現在、婦人科癌に対して治療ガイドラインが発刊されていることを受け、各癌の「治療法」及び「絨毛性疾患の化学療法」の項目を削除した。また子宮頸癌及び子宮体癌の「診断法」の項目が取扱い規約 第3版(2012年)からの抜粋となり、現在の臨床にそぐわない点があることから、取扱い規約抜粋からは削除した。一方、臨床の現場で利用されることの多い「ベセスダシステム2001細胞診結果とその取扱い」と「コルポスコピー所見分類」については、「婦人科腫瘍関連リンパ節の部位と名称」、「RECISTに準拠した効果判定規準」、「有害事象共通用語規準」とともに資料として掲載し、実用性を損なわないようにしている。
 取扱い規約作成・改訂に尽力されたすべての先生に感謝申し上げるとともに、本書が多くの先生に臨床の現場で役立てていただけることを願う次第である。

2018年4月

日本産科婦人科学会 婦人科腫瘍委員会
委員長 榎本 隆之