科学的根拠に基づく 快適で安全な妊娠出産のためのガイドライン2013年版

『科学的根拠に基づく快適な妊娠・出産のためのガイドライン(2006年)』の改訂版!!

編 集 厚生労働科学研究 妊娠出産ガイドライン研究班
定 価 1,980円
(1,800円+税)
発行日 2013/08/05
ISBN 978-4-307-30115-2

B5判・146頁

在庫状況 あり

本ガイドラインは、周産期医療スタッフに科学的根拠に基づく指針を提示する。また、妊産婦とその家族も指針に関する情報を共有する。目的は妊産婦とその家族にとって、快適で安全な満足度の高い妊娠出産である。推奨される適切な医療処置・ケアは、安全性に十分配慮して、不要な医療処置を省いた、妊産婦のニーズを反映したものである。
I.本ガイドラインについて
A.要旨
B.背景
C.目的および対象
 1)ガイドラインの目的と推奨内容
 2)ガイドラインで扱う医療処置・ケアの対象
 3)ガイドラインを利用する対象者
D.方法
 1)ガイドライン作成期間
 2)ガイドライン作成メンバーの構成
 3)リサ−チクエスチョン(Research Question;RQ)の設定
 4)エビデンスの収集(文献検索方法等)
 5)補完する文献の再度選定
 6)各文献に対して構造化抄録作成
 7)文献にエビデンスレベル(EL)を付ける
 8)推奨(Recommendation)グレードの案を分担作成
 9)推奨(案)RQを班会議で討議、決定
 10)推奨(案)の決定後、公開意見収集
 11)外部評価
 12)次回の改訂手続き
E.結果
F.研究の限界と今後の課題
G.結論
H.利益相反

II.推奨
 RQ1妊産婦の要望とリスクを考慮した分娩施設の対応は?
 RQ2分娩期に医療者以外の付き添い(立ち会い)は?
 RQ3助産師のケアは?
 RQ4分娩中の体位は?
 RQ5産痛の緩和は?
 RQ6妊産褥婦とのコミュニケ−ションは?
 RQ7医師や助産師の継続ケアは?
 RQ8バルサルバ法の適応は?
 RQ9会陰切開の適応は?
 RQ10分娩時のル−チンの点滴は?
 RQ11分娩時胎児心拍数の観察と対応は?
 RQ12新生児の蘇生と搬送は?
 RQ13母乳育児の支援は?
 RQ14早期母子接触の支援は?
 RQ15産後の育児に向けた退院時の支援は?

III.構造化抄録のまとめ
 RQ1妊産婦の要望とリスクを考慮した分娩施設の対応は?
 RQ2分娩期の医療者以外の付き添い(立ち会い)は?
 RQ3助産師のケアは?
 RQ4分娩中の体位は?
 RQ5産痛の緩和は?
 RQ6妊産褥婦とのコミュニケ−ションは?
 RQ7医師や助産師の継続ケアは?
 RQ8バルサルバ法の適応は?
 RQ9会陰切開の適応は?
 RQ10分娩時のル−チンの点滴は?
 RQ11分娩時胎児心拍数の観察と対応は?
 RQ12新生児の蘇生と搬送は?
 RQ13母乳育児の支援は?
 RQ14早期母子接触の支援は?
 RQ15産後の育児に向けた退院時の支援は?

IV.資料編
資料1.エビデンスの収集と文献検索
 1)概要
 2)検索式(フィルタ)
 3)RQ別の検索式
資料2.前回および今回改訂の妊娠出産ガイドラインのRQ
 1)前回「2006年版(平成18年)」の「科学的根拠に基づく快適な妊娠・出産のためのガイドライン」各RQ
 2)改訂版の「科学的根拠に基づく快適で安全な妊娠出産のためのガイドライン」各RQ

【用語解説】
 LDR
 ドゥ−ラ効果
 相手が返しやすい言葉
 沈黙の保持
 ノンバ−バルコミュニケ−ション
 バ−バルコミュニケ−ション
 バルサルバ法
 共圧陣痛
 自然な努責法