スポーツ膝の臨床 第2版

初版から6年。最新の診断・治療法を加えた待望の改訂版!

著 者 史野 根生
定 価 5,076円
(4,700円+税)
発行日 2014/02/20
ISBN 978-4-307-25158-7

B5判・120頁・カラー図数:179枚

在庫状況 あり

全章にわたり、最新の症例写真・イラストを多数追加。前十字靱帯損傷の章では、再前十字靭帯再建術についても記載。初版同様オールカラーで、かつ紙面をよりビジュアルに刷新した。診断、治療、後療法、予防への取り組みのすべが理解できる、コメディカルも含めたスポーツ膝診療に関わるすべてのスタッフ、学生、教員に贈る、スポーツ膝診療の実践書。
序章●膝のスポ−ツ傷害を診るにあたって
 1.診断に際して
  a.膝の痛みは、どこで感じる?
  b.徒手不安定性テストによる靱帯損傷診断
  c.靱帯損傷による痛み
  d.関節鏡診断
 2.治療にあたって
  a.外固定か、早期可動域訓練か
  b.手術療法か、保存療法か
  c.筋力が十分回復すれば、スポ−ツ復帰させてよいか
 3.スポ−ツ復帰にあたって

第1章●過度使用(overuse)による障害
 1.関節外病変
  a.腸脛靱帯炎
  b.ジャンパ−膝(膝蓋靱帯炎)
  c.分裂膝蓋骨
  d.鵞足炎
  e.腓腹筋外側頭起始部周囲炎
 2.関節内病変
  a.タナ障害
  b.関節軟骨障害:膝蓋大腿関節・外側脛骨プラト−
  c.離断性骨軟骨炎

第2章●前十字靱帯損傷
 1.概念・発生機序・疫学
 2.診断
  a.病歴聴取のポイント
  1)新鮮例または初回受傷に関して
  2)陳旧例
  b.理学所見
  1)Lachmanテスト
  2)前方外側亜脱臼誘発テスト
  3)前方引き出しテスト
  c.補助診断法
  1)器械を用いた定量的前方不安定性テスト
  2)画像
  3)関節鏡
  d.鑑別診断
 3.治療
  a.保存療法
  b.手術療法
  1)背景
  2)前十字靱帯再建術
  3)前十字靱帯損傷膝における関節内軟部組織合併損傷
  4)再前十字靱帯再建術

第3章●靱帯損傷
 1.後十字靱帯損傷
  a.発生機序・疫学
  b.診断
  1)病歴上の特徴
  2)理学所見
  3)補助診断法
  c.治療
  1)新鮮例
  2)陳旧例
 2.内側側副靱帯損傷
  a.発生機序・疫学
  b.診断
  1)病歴聴取上のポイント
  2)理学所見
  3)補助診断法
  c.治療
  d.予防・メンテナンス
 3.(後)外側支持機構損傷
  a.概念・症状
  b.発生機序
  c.診断
  d.治療
 4.複合靱帯損傷
  a.発生機序
  b.診断
  c.治療

第4章●半月損傷
 1.概念
  a.外傷性断裂(靱帯損傷を伴わないもの)
  b.円板状半月を誘因とした若年者の変性断裂
  c.加齢による中高年者の変性断裂
  d.靱帯損傷(前・後十字靱帯)による不安定性に起因するもの
  e.先天性外側弛緩半月および外側半月外周辺部縦断裂
  f.半月損傷と鑑別を要する脛骨近位部骨挫傷/不全骨折
 2.診断
  a.臨床症状
  b.臨床診断
  c.画像診断
  d.鑑別診断
 3.治療
  a.保存療法
  b.手術療法
  1)半月切除術
  2)半月修復・縫合術
  3)半月再建術
  c.半月損傷に対する治療後の予後

第5章●膝蓋大腿関節傷害
 1.膝蓋骨外側脱臼による不安定症
  a.急性膝蓋骨外側脱臼(初回脱臼)
  1)症状
  2)理学所見
  3)画像所見
  4)治療
  b.反復性膝蓋骨(外側)脱臼
  1)症状
  2)理学所見
  3)画像所見
  4)治療
 2.過使用による骨・軟骨障害
  a.骨障害
  1)分裂膝蓋骨
  2)離断性骨軟骨炎
  b.軟骨障害

第6章●予 防
 1.メディカルチェック
  a.年齢・肥満度
  b.下肢アライメント
  c.関節弛緩性
  d.局所的危険因子
  e.既往歴
  f.フォ−ム
  g.シュ−ズ・用具・プレイグラウンド状態など
 2.社会的要素
  a.スポ−ツ現場の問題
  b.教育現場の問題