メディカルストレッチング 第2版 筋学からみた関節疾患の運動療法

筋に与える重力の影響についての知見を新たに加えた待望の改訂版!

著 者 丹羽 滋郎 / 高柳 富士丸 / 宮川 博文 / 井上 雅之
山本 隆博
稲見崇孝
定 価 4,104円
(3,800円+税)
発行日 2014/01/20
ISBN 978-4-307-25157-0

B5判・204頁・図数:158枚

在庫状況 あり

初版のメディカルストレッチングの理論に、筋に与える重力の影響を考慮したストレッチングの理論を加え、新章として追加。初版の内容も一部見直しを行い、メディカルストレッチングの効果を示す症例写真も多数掲載した。初版同様に豊富な図を用い、平易でわかりやすく解説した。患者さんへの運動指導にいますぐ役立ち、整形外科医、理学療法士、作業療法士、アスレティックトレーナー、健康運動指導士など幅広い職種に必携の一冊。
<基礎編>
第I章 一関節筋,二・多関節筋
A.特徴と機能
B.臨床的意義
第II章 各部位(脊椎・関節)における一関節筋,二・多関節筋の解剖学的特徴
A.体幹
B.体壁
C.上肢
D.下肢
第III章 ストレッチング
A.ストレッチングについて
B.ストレッチングの種類
 1.静的ストレッチ
 2.PNFストレッチ
 3.バリスティックストレッチ
C.メディカルストレッチング
 1.メディカルストレッチングの実際
 2.メディカルストレッチングにおける筋の形態変化
 3.メディカルストレッチングの効果の持続性
 4.メディカルストレッチングの生理学的意義
第IV章 骨・関節疾患と一関節筋,二・多関節筋の関わり
A.肩甲帯
 1.解剖学的特徴
 2.臨床的意義:肩こり
B.肩関節
 1.解剖学的特徴
 2.臨床的意義:肩関節周囲炎
C.肘関節
 1.解剖学的特徴
 2.臨床的意義:上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎
D.手関節・指
 1.解剖学的特徴
 2.臨床的意義:手根管症候群
E.腰部・股関節
 1.解剖学的特徴
 2.臨床的意義:腰痛および股関節症
F.膝関節
 1.解剖学的特徴
 2.臨床的意義:膝関節症・O脚
G.足関節・趾
 1.解剖学的特徴
 2.臨床的意義:踵骨棘・足底腱膜炎(加齢による扁平足)

<臨床編>
第V章 健康づくりに対する二関節筋・多関節筋の重要性
A.日常生活における筋の再教育
 1.現代の生活習慣,特に運動習慣
 2.地球上の生活での筋活動の特徴
 3.中高年齢者の運動能力の特徴
 4.筋の再教育
B.臨床現場での疾病予防運動の実際
 1.肩こり
 2.肩痛
 3.膝痛
 4.腰痛
 5.足痛
C.まとめ─疾病予防・改善:健康体操の実際(運動器の生活習慣病の予防に向けて)

第?章 健康づくりにおける筋に与える重力の影響の重要性
A.日常生活における重力への意識の必要性
 1.はじめに─重力を意識した生活習慣
 2.宇宙船内における生活動作から学ぶ
 3.身体,四肢に対して働く相反性抑制のシステム
B.臨床現場での重力を意識した疾病治療の実際
 1.円背(いわゆる腰曲がり)に対するパピー姿勢:治療・理論とその有効性─起立位姿勢を守る腸腰筋の不思議な働き
 2.ハムストリングの重要性:理論と治療の有効性 
 3.膝関節の屈曲拘縮に対するストレッチ:治療・理論とその有効性
 4.膝関節の機能を守る下肢の仕組み─膝屈曲と下腿の回旋の重要性
 5.日本人の生活様式に要請される膝関節の生体工学的可動域
 6.肩関節の有痛性可動制限(いわゆる五十肩)に対する運動:治療・理論とその有効性─特に重力の関与を減弱させた効果について
 7.肩関節の仕組みの不思議:肩を痛みなく回す─動物の進化と姿勢,関節の仕組みと
 働きからの考察
C.脳と筋の再教育
 1.片脚起立の安定性について
 2.階段を円滑(楽)に上がるために
 3.握力はどのように測っているのか─重力の影響はどうなっているのか
D.まとめ─健康づくりと私たちの意識の重要性

 文献
 初版のあとがき
 第2版のあとがき
 索引