死後画像読影ガイドライン 2015年版

死因究明のための死後画像診断にかかわる医師・関係者にとって必携のガイドライン。

編 集 日本医学放射線学会 / 厚生労働科学研究班
定 価 3,780円
(3,500円+税)
発行日 2015/03/20
ISBN 978-4-307-07098-0

B5判・92頁

在庫状況 あり

わが国の死因究明制度は、監察医の不足などで諸外国に比べ不十分である。そのような状況を鑑み死因究明等の推進に関する法律が制定され,平成26年6月に「死因究明等推進計画」が閣議決定された。法制度の下で死因究明制度が全国的に実施されるようになると,死後画像読影の必要性がますます高まる。死因究明制度実施に先がけて日本医学放射線学会と厚生労働科学研究班の共編で本書が作成された。本ガイドラインは死後画像診断にかかわる医師・関係者にとって必携の指針となる。
CQ1 死後画像で死後変化として認められる所見は何か?
CQ2 死後頭部CTで頭蓋内に認められる高吸収域はすべて頭蓋内出血としてよいか?
CQ3 死後画像で心血管内に認められる血液就下・凝血塊は血栓症と鑑別できるか?
CQ4 死後画像で外因死を示唆するために有用な所見は何か?
CQ5 死後画像で外因死をすべて除外することができるか?
CQ6 死後画像で内因死の判定に有用な所見は何か?
CQ7 死後画像で外傷の判定に有用な所見は何か?
CQ8 死後画像で頸椎損傷の判定に有用な所見は何か?
CQ9 非造影死後CTのみで死因を急性冠症候群と確定診断できるか?
CQ10 死後画像で急性冠症候群を検出する画像モダリティとその判定に有用な所見は何か?
CQ11 死後CTで死因となる血性心タンポナ−デを診断可能か?
CQ12 死後CTで死因となるくも膜下出血を指摘可能か?
CQ13 死後CTで死因となる脳出血を診断可能か?
CQ14 大動脈瘤破裂・大動脈解離は死後画像を用いて死因として確定できるか?
CQ15 死後画像で溺水の判定に有用な所見は何か?溺水と急性心不全による肺水腫の鑑別に死後画像を用いることは有用か?
CQ16 死後画像で低体温症の判定に有用な所見は何か?
CQ17 死後画像で飢餓の判定に有用な所見は何か?
CQ18 死後画像で悪性腫瘍の診断は可能か?
CQ19 死後画像で悪性腫瘍による直接死因を診断することは可能か?
CQ20 死後画像で肺炎の判定に有用な所見は何か?
CQ21 窒息による死亡の判定に死後画像を用いることは有用か?
CQ22 胃内薬物の検出に死後画像を用いることは有用か?
CQ23 体内液体の検出・定量に死後画像を用いることは有用か?
CQ24 体内ガスの検出・定量に死後画像を用いることは可能か?
CQ25 心肺蘇生術による肋骨骨折の判定に死後画像を用いることは有用か?
CQ26 心肺蘇生術による臓器損傷の判定に死後画像を用いることは有用か?
CQ27 検案時に死後画像を用いることは有用か?
CQ28 解剖時に死後画像を用いることは有用か?

【小児】
CQ29 小児の予測不能な突然死例では死後画像を行うべきか?
CQ30 小児の死後画像は死因推定に有用か?
CQ31 児童虐待の診断に死後画像は有効か?
CQ32 児童虐待に多くみられる頭部損傷は何か?
CQ33 児童虐待との関連性が高い骨損傷は何か?

索引