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患者固定器具
1 シェル
体幹部用シェル
頭頸部用シェル
頭部用シェル
型取り前
型取り後
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シェルを用いることにより計画CT時から照射体位の再現,固定まで一連の作業を精度良く行うこと
ができる。
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半透明で熱可塑性の性質をもち,60~70℃では柔らかく伸展し,常温で硬化する。簡単に型取りが可
能である。
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メッシュ状に孔のあいたタイプのシェルが一般的である。
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1.0~3.0 mm厚のシェルがある。
1.0 mm:任意の形状に容易に形成できるが固定が不十分
2.4 mm:最も多く用いられている
3.0 mm:ビルドアップ効果の減少により皮膚表面線量が増加する
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治療中に照射部位が変化(浮腫,体重減少など)すると,シェルによる固定精度が悪くなる場合があ
る。このような場合は,合わない箇所を温め直して再形成したり,不要な部分を切り取ることで対応
する。