189
第
1
章
第
2
章
第
3
章
第
4
章
第
5
章
第
6
章
第
7
章
第
8
章
第
9
章
第
10
章
第
11
章
第
12
章
▲
加速多分割照射法
1
2
3
4
週
4
2
Gy
2回目
1回目
▲
不均等分割照射法
1
2
3
4
週
4
2
Gy
▲
スプリットコース法
休 止
1
2
3
4
週
4
2
Gy
▲
1回大線量照射法
1
2
3
4
週
30
Gy
●
1回線量を減らして,1日複数回照射する方法であ
る。
●
1回1.5~1.6 Gy程度を1日に2~3回照射する(図
は1日2回)。
●
総線量は単純分割照射とほぼ同じ。
●
加速分割照射法の有害事象を緩和させる。
●
細胞の増殖が速いと予測される腫瘍に対しては有
効だが,多分割照射と比べて早期有害事象がより
強く発生する。
●
1回線量を治療期間中に変化させて照射する方法
である。
●
総線量は単純分割照射とほぼ同じ。
●
照射期間中に休止期間を設定する。
●
治療日数は延長する。
●
計画的に休止期間を設ける場合と,急性期有害事
象や何らかの理由のため照射ができずに休止する
場合がある。
●
大線量を1回で照射する方法である。
●
1回あたり20~30 Gy程度照射する。
●
SRSや術中照射などで用いられる。
●
全身状態の悪い患者の姑息的治療に用いられる。