171
第
1
章
第
2
章
第
3
章
第
4
章
第
5
章
第
6
章
第
7
章
第
8
章
第
9
章
第
10
章
第
11
章
第
12
章
▲
Rotational–IMRT
ガントリが
連続的に回転する
強中弱
ガントリ回転速度や線量率も
変化させることで,より理想
的な線量分布を作成する。
SMLC, DMLC, Rotational-IMRTの比較
SMLC-IMRTDMLC-IMRTRotational-
IMRT
照射中の
ガントリ角
固 定
固 定
変 化
照射中の
セグメント
固 定
変 化
変 化
線量率
一 定
変 化
変 化
照射中の
ガントリ
回転速度
変 化
●
VMAT(volumetric modulated arc therapy),Rapid Arc(Varian社)ともいう。
●
ガントリ回転中にMLCを変化させ,線量率とガントリ回転速度を連続的に変化させる方式。
●
DMLC-IMRTに,線量率とガントリ回転速度の変調を組み合わせたもの。
●
照射時間が非常に短い。
▲
Compensating filter方式
真鍮製コンペンセーターの外観
(写真提供:東京医科大学病院)
▲
TomoTherapy
外 観
collimatorの概要
target
collimator
Jaws
Jaws
●
物理的な補償フィルタを用いた方式。
●
物理的フィルタの作成が別途必要
となる。フィルタには鋳型を用い
るものや削り出しタイプのものな
ど,いくつかの種類がある。
●
IMRTを専用で実施する放射線治療装置。
●
診断用X線CT装置と似た構造をもち,ガントリの連続回転
と照射中の寝台移動の組み合わせによるrotational-IMRTを
実現する。
●
開閉式(バイナリタイプ)のMLCが多数搭載されている。